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MGside
Aから連絡が全くないまま、期限が明日になってしまった。
俺も色々忙しくて連絡することができなかった。
俺から連絡したところで受け取ってくれないだろうけど、。
この機会を逃したらもう会う口実が見つからなくて、妃選抜に出ないのか最終確認のつもりでAの家に使いを送った。
その間、俺は薬屋の横の屋敷で使いを待っていたのだが、帰ってきた使いからは衝撃の一言が。
Aの使用人たちから聞いたのは突然居なくなったと。
みんな探している最中だと。
焦った俺は考えることなく走って外に出た。
その時、薬屋に呼ばれた。
「旦那様。」
MG「今急いでいるのだ。」
「申し訳ございません。ですが、お嬢様から急ぎのご連絡が、。」
MG「それは誠か?いつ頃だ?」
「つい、先ほどです。
今からお伝えを届けようと手紙を拵えておりました。」
MG「すまない。分かった。」
俺は走ってAの屋敷に向かった。
道中辺りを見回していたが、一向に見つからず屋敷の近くまで着いてしまった時、桜の吹雪に吹かれながら遠くを見つめるAを見つけた。
気づいた時には抱き締めてしまっていて、Aはすっぽり収まっていた。
何もないフリをしながら、平然を保ちながらAと離れた。
屋敷まで送ってあげれば良かったのだが、紅くなった頬を隠したくて逃げるようにその場から去ってしまった。
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ゆず - ついにうぉぬくんが、、!これからの三角関係とても楽しみです!!🥹🥹 これからも投稿待ってます!! (3月23日 22時) (レス) @page31 id: bde4f3dec8 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - ぐぅゆぅさん» コメントありがとうございます。亀更新ですが、楽しみに見ていただけたら幸いです。 (3月23日 13時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅゆぅ(プロフ) - この作品が大好きで更新楽しみにさせていただいてます!無理せず自分の更新ペースで応援してます!ウォヌが出てくるの楽しみにしてます (3月23日 13時) (レス) @page27 id: 8ee3079dc2 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます。他の作品から読んでくださっているなんて嬉しすぎます。これからもこの作品共々宜しくお願いします。 (3月21日 20時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - みゆさん» コメントありがとうございます。創作の苦労まで考えてくださり、本当にありがとうございます。私自身文を書くのが苦手なのですが、それでも待っていると言っていただき嬉しいです。これからもこの作品を宜しくお願いします。 (3月21日 20時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛諳;Rian | 作成日時:2024年3月5日 11時