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『は?』


MG「世話になった。また次会う時は恩返しをしよう。」



ニコッと犬歯を見せながら笑ったミンギュはスニョンさんを連れてどこかへ行ってしまった。


色々引っかかるがなぜか悪いやつではない気がした。

私は少し風に当たってから、部屋に戻り眠りについた。










あの日からというもの特に変わったことはなく、ユナと二人楽しく過ごしていた。


これからも変わらずこのまま過ごせたらいいな。と思っていた。



が、そんな願いなど叶うはずもなく平和な日々が沢山の兵士により潰された。

いつものようにユナといると外からたくさんの足音が。
おかしいと思いドアを覗くと兵士がずらりと家を囲んでいた。




『ユナ、』


ユナ「お嬢様、裏からお逃げください。」



私たちは二人手を繋ぎながら、身構えていた。





「お嬢様にご挨拶申し上げます。」


突然、この場にいる兵士皆が膝をつき、頭を下げた。

何がどうなっているのかさっぱり分からなかった。




「お父上の冤罪が証明されました。
ですので位を戻すとのことです。」



『え?』



私は思わず、外に出てしまった。



「我々の不覚、お許しください。」

「「「お許しください。」」」




ユナは隣ですごく喜んでくれていた。
私だって父上の無実が証明されてすごく嬉しい。


でも、それ以上に何か違和感があった。
私は将軍の娘、両班の中でも位が高い方だというのは分かっている。

だが、ここまで兵士に頭を下げられ、許しをこわれるほど身分が高いはずがない。

まして父上がいない今、女の私が一人両班に戻ったところでどこかに嫁がねば意味がない。



頭が混乱している時、見覚えのある男性が馬に乗りながら現れた。



「お嬢様、輿にお乗りください。
都まで送らせていただきます。」

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ゆず - ついにうぉぬくんが、、!これからの三角関係とても楽しみです!!🥹🥹 これからも投稿待ってます!! (3月23日 22時) (レス) @page31 id: bde4f3dec8 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - ぐぅゆぅさん» コメントありがとうございます。亀更新ですが、楽しみに見ていただけたら幸いです。 (3月23日 13時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅゆぅ(プロフ) - この作品が大好きで更新楽しみにさせていただいてます!無理せず自分の更新ペースで応援してます!ウォヌが出てくるの楽しみにしてます (3月23日 13時) (レス) @page27 id: 8ee3079dc2 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます。他の作品から読んでくださっているなんて嬉しすぎます。これからもこの作品共々宜しくお願いします。 (3月21日 20時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - みゆさん» コメントありがとうございます。創作の苦労まで考えてくださり、本当にありがとうございます。私自身文を書くのが苦手なのですが、それでも待っていると言っていただき嬉しいです。これからもこの作品を宜しくお願いします。 (3月21日 20時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛諳;Rian | 作成日時:2024年3月5日 11時

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