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Ryuto side
バレンタイン限定のパンケーキを食べながら幸せそうな顔をするA。
「やっぱり、限定って違った美味しさがあるよね〜!」
と言ってパクパク食べ進める。
なのにとてもスタイルがいい。
もしかしてAの胃の中はブラックホールなんじゃないかと疑ってしまうくらいだ。
作間「A〜、一口ちょーだい。」
「じゃあ龍斗の一口ちょーだい!」
佐々木「え!待って!俺も!」
「はいはい、とってくださーい。」
作間「Aの美味しい!」
佐々木「分かる!俺もこれにすれば良かった〜」
「龍斗と大光のもおいしい〜!」
ほっぺをパンパンに膨らまして喋るAはどことなくハムスターに似ていた。
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「めちゃくちゃお腹いっぱいになったね〜!」
作間「うん、結構量多いもんね。」
「あそこはたまに行くぐらいがちょうどいいお店だよね。」
作間「そうだね、」
「いや、でも寒い!」
「凍え死ぬ!」
と言うAの手を握り、俺のポケットの中に突っ込んだ。
作間「ん、どう?寒くないでしょ?」
「めちゃくちゃあったかい、!」
作間「それならよかった、」
自分からした行動なのになんでこんなにも胸の音がうるさいのか分からなくておかしくなりそうなくらいだ。
心なしかAの顔が赤いような気がしたけどきっと俺の頭が作りだした幻覚だと思う。
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作者名:いちごみるく | 作成日時:2018年1月22日 7時