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【Your side】






長妻「あれ?A、今日はあの子のところ行ってないんだ。」


「うん。課題終わってなくてさ。」


長妻「え?それなんの?」


「昨日配られたプリントだってば。終わってないの?」


長妻「やばい!俺、違う課題も残ってる!後でそれ見せてー!!」


「いいよ笑」









私は長妻が好き。









___でもこの想いが彼に伝わってしまったらきっとこの関係は断たれるだろう。









長妻「終わったー!!」


「お疲れ様笑」


長妻「ねー!A!前髪とめて!」


「ん、ピンは?」


長妻「貸して!!!」


「言われると思った笑」









こんなことだってできなくなるって知ってる。









「はい!完成!」


長妻「どう?似合ってる?」


「うん。いい感じ!」


長妻「じゃあ俺、鏡見てくるわ―!」


「いってらー」









永瀬「なに?お前らラブラブなの?」


「な訳ないじゃん笑」









とかいいつつこんなことを言われるのが嬉しかったりする。









重症だ笑









長妻「俺って女子だったら絶対かわいいよね!」


「それ自分で言う?笑」


長妻「だって絶対そうじゃん!!!」


「女装したら?」


長妻「それは嫌だ。」









長妻は意外ともてる。




だからと言って自分がマンガのようにいじめられることはない。







_____嫌われるだけ。









長妻「おーい?」


「ん?」


長妻「顔がしんでたから笑」


「まじ?!」


長妻「ぶぇ〜〜〜って感じ!」


「見んといてや笑」


長妻「いや、ここの問題が分かんなくて・・・」





長妻「あ!!!!そうだ!この問題聞くんだった!」


「あー。それ自分も分かんない笑」


長妻「俺レベルじゃん笑やば笑」


「それはない笑」









長妻と同じレベルっていわれただけで嬉しくなる。





神様、私ってなんでこんなに単細胞なんですか?

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作者名:いちごみるく | 作成日時:2017年9月23日 13時

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