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エピソード62 ページ12

Aside


私が屋上から下りるとチャイムがちょうど鳴った。



教室から優太くんが出てくるのが見えた。



「………優太くん………!」



「Aちゃん!?どうして!?」



「なんとなく(笑)来てみたくなった(笑)」



「教室入る??」



「入ってもいいのかな?」



「当たり前やん(^-^)/行こう」



優太くんに押されて初めて教室に入る。



クラスメイトの視線が刺さる。



「………おはよう(^_^)」



1人の子が声をかけてくれた。



そして続々とみんなが声をかけてくれる。




「来てよかったやろ?」



「………うん(^_^)」



優太くんと出会っていろいろと変わってきている



自分も環境も。



幸せになりたい。って初めて願ったのも



優太くんと出会ってから。



優太くん。



今更かも知れないけど



あなたに逢いたい。




逢ってもう一度あなたと笑いたい。




優太くん。



あなたが今は見えない。

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作者名:さ〜ちゃん | 作成日時:2015年11月5日 22時

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