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チュンチュンチュンチュンッ((小鳥のさえずり

『あー、もう朝かぁ
…っ宿題やってない!!!』ゴンッ((頭をぶつける

『痛ぁっ…』

少し頭がズキズキする。ある程度の衝撃は日常茶飯事なのであまり気にしない事にしている。

『……あれ…抱き枕は、?』

私の常に抱いている怪盗キッドの抱き枕が行方不明になった、不吉だ…。
っていうか、

『…ここどこ?』

サァーッっと全身の血の気が一気に引いた気がする。
周りを見渡す限り、一面真っ白。
私の部屋は、物で溢れているが
この部屋は必要最低限の家具しか揃っていない気がする。

ガチャ((ドアを開ける

?「ふっふーん♪たっだいまぁー♡」

ドアの向こうから知らないお姉さんが入ってきた。

『あ、あなた誰…?』

?「あっ起きた?あなた、道で倒れてたのよ?」

『み、道…?』

先程ぶつけたせいか、頭がクラクラする…

「あ、私のことは花音って呼んでね♡」

『花音さん…、私はAです。ありがとうございます』

「んー、あっ!ちょっとまってて…」

そう言うと花音さんはカバンからノートパソコンを取りだした。

「…もしもしー?あー……うん……それで…」

ビデオ通話?何を話してるのかは聞き取れないけど…

グゥゥ((お腹が鳴る音

『あっ…///』

「…ふっ、…あっちょっとまってて」

「Aちゃん、そこのカバンに軽食が入ってるから食べてていいわよ〜♡」

『あ、ありがとうございますっ…』

ソファに立てかけられているカバンを少しあさり、ゼリーを見つけた。そしてもうひとつ、見てはいけないものを見つけてしまった…

『…っ、』








”拳銃”が黒い布に包まれて入っていた。

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作成日時:2021年4月10日 22時

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