佐藤くん、独り占め。

可愛くてしょうがない！ ページ36

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_______保健室。





「っはぁ、っはぁ、…しょり、く、どうしたの？」


『先輩…もう！、』

『そんなカッコ、早く着替えて下さい…っ！』








勝利くんは真っ赤な顔で俯いたまま、

私にそう訴えた。









本当に可愛いな君は…！







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「えー、…可愛くない？このカッコ、」

『いやそうなんですけど…っ』






ふふ…っ、意地悪しちゃう。








「今年のチア服はね、スリットが入ってるの」



スカートをヒラヒラさせてみる。




『ちょ、先輩！…そんな見せないでいいです！』









すごい拒否るじゃん。←


…もう、いいかげん。

素直になればいいのに。







「ふーん、」

「じゃあもう…いいや！」




拗ねてやる…！




『いやあの…か、か、可愛ぃんですけど…』

「…けど？、」



『僕だけの先輩、だし…っ！』

『それに、僕も男です…。』









_____トサ。





『あんまり煽られると、…やばい、から』






立場逆転。

勝利くんに押し倒される。









…余裕のない、オトコの顔。









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