【オンライン！】ナイトメアを作った少女達と被害者達の物語 日常編

ゲーム56 囲い込み ページ13

「現在のモンスター確認、全て低ランクの地域は…死者の森かな」

「じゃあそこでレベル上げ兼職業の詳細確認でいいか?」

「うん、そうだね。じゃあ死者の森のところをクリックしてね」



朝霧くんにもらった装備を付けてクリックする
内容は頭脳戦とは違い普通のオンラインゲーム。他のゲームとやり方は同じのようだ
それなら、余裕で使える

朝霧くんは右手に剣・背中にライフルの軽装備

一応説明してもらいながら進める




すると急に画面下に【何者かの視線を感じます】と表示された
使用武器をボウガンに替え、遠距離攻撃を開始する。背後に照準を合わせ矢を放つ



・響のボウガンで攻撃
・人魂に的中
・【50のダメージを与えた】
・人魂は消滅した



「響くん上手い!一発で仕留めるなんて驚いたよ」


僕の肩をポンと軽く叩く


「ありがとう、昔似たようなゲームがあったからその感覚を思い出してみただけだよ」



最もあのゲームは絵はすごいグロテスクすぎて何人もプレイ中に倒れてたけどね
ナイトメアは実体に影響するけど絵はかわいらしい

発売禁止になるほどのグロテスクさだったあれに比べればとても楽だ
まぁそんなゲームもクリアしたけど




急にはっとした表情になった朝霧くん。そして急に顔を赤くしてごめんと謝ってきた



「どうした?」

「あの、いや僕なんかが着やすく肩に触れるなんて。その、ごめんね?」

「＿＿＿＿＿＿プッ、顔の表情と言ってることが一致してないよ?…クスクス……
僕は神じゃないんだから、きやすく触るなんて思わないで」




本当にこの人は面白い。軽く笑い終わった後はまたゲーム画面視線を落とした


その後、数体の人魂を倒した。
森が大きく切り開いた場所に出ると敵に囲まれた
全く今日は何て厄日なんだ

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