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「んんん、ちょっと待って？女子に告白って･･･え？」
「そのままです。ガチ告白です。今日も練習前に名前聞かれました」
『聞かれてたねぇ』
「3桁･･･俺まだ1桁なのに･･･」
木兎先輩告白されたことあるんだ。まぁ顔面いいから当然か。
謎にしょぼくれている木兎先輩。赤葦先輩が面倒くさそうな顔してる。
「見た目は女子なのに、なんでそんなに女子に告白されんの？」
『天然タラシだからだよ。あと顔がいいから』
「それを言うならなんで美紅先輩モテてないの」
『いやだって美紅先輩絶対岩泉先輩のこと好きじゃん』
態度がわかりやすすぎる。岩泉先輩と話してる時の美紅先輩ガチ乙女の顔してるからね。あと会話終わったあとすっごいニヤけてるし、なんならそのあと調子めっちゃ良くなるからね。そりゃ男子みんな諦めるわ。
だって岩泉先輩だぞ。勝てるわけねぇだろ。
「美紅先輩って･･･あのサイドテールの先輩？」
『月島よく覚えてたね』
「まぁ･･･あの二人の速攻が及川さんと岩泉さんに似てたから」
「あぁ、似てるよね。杉原さん達の方が威力は弱いけど」
『男子と女子なんだから差はあるでしょ』
てかまだ木兎先輩しょぼくれてるんだ。髪の毛と心一体化してんのかな。心做しか垂れ下がってるように見えるんだけど。犬かよ。
『木兎センパーイ。いつまでしょぼくれてるんですかー？』
「容赦ねぇな、お宅のリベロちゃん」
「空気を読まずにズカズカ行きますからね」
黒尾先輩と蓮が何か言ってるけど気にせずに、木兎先輩に話し掛ける。
上げたら回復するんだっけ？
『私木兎先輩のカッコイイ所見たいです！』
「おれも！おれも木兎さんのスパイク見たいです！」
日向も加わる。素で言ってるならこの子絶対優秀な人たらしになるな。
別に私の言葉が素じゃないわけじゃないけど。
「かっこいい･･･先輩･･･」
木兎先輩が何か呟いた。
『木兎先輩？』
よく聞こえなくて、木兎先輩の顔を覗き込む。
すると、いつの間にこっち側のコートに来たのか、蓮に襟首掴まれて回収された。何故だ。
「アンタは距離感バグってんの何とかしなさい」
『言うほど私バグってる？』
そう聞けば、バグってる、と即答された。いや･･･それ言ったら終わりじゃない？何が終わりなのかはわかんないけど･･･
知らない間に木兎先輩は復活したようで、また大きな声を出していた。元気だなー
––––
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ナノハナ - めっちゃ面白いです！続き楽しみです！ (2月17日 23時) (
レス) @page37 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (9月6日 18時) (レス) @page29 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - 初コメ失礼します！ホントどタイプ過ぎます！続き、楽しみ待ってます！更新頑張って下さい( *˙ω˙*)و (8月21日 20時) (レス) @page25 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - え？好きすぎる！！続き待ってます！あっでも無理はしないでくださいね！ (8月18日 0時) (レス) @page22 id: c76bf13f16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ：http
作成日時：2023年5月4日 21時
