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『うわ、クッソあちぃ!』
煙で前全然見えねー。
かろうじて火があって良かったわ、良くないけど
なんかめっちゃ目がいいというオマケ付いてたから最大限に利用させてもらう
目を凝らすと、奥に人影が見える
『っ・・・、赤音さんっ!!』

「・・・・・・・・・」
意識ねーか。そりゃそうだ。赤音さんはか弱い女の子だもんな
何とか奥まで進み、赤音さんを背負う
『・・・あー、クソほどだりぃな』
半間かよとか言わないでね
ホントにダルいの

炎で進める範囲限られてるし、オマケにあかねさん背負ってるから自由に動くなんて勿論無理
そして煙で前が見えない
これなんか崩れてきたら終わるなー。
帰ったら由希にアイス奢らせよ
『ふー・・・よっしゃ、やる気出た』

走れ、全力で走れば何か崩れる前に出れる
赤音さんは絶対死なせない
なんて思ってたのもつかの間
運が悪い
柱が私達目掛けて倒れ込んでくる
『うっわ・・・最悪じゃん・・・』

赤音さん背負ってるんだよな・・・どうしよ
そう思った瞬間柱が吹っ飛んだ
『え、』
「何諦めよーとしてんの?だっせ」
『・・・は?』
いや、由希?

なんでいんの?
由希「何その間抜け面。私がイチャ悪いっすか」
『いや来ないとか言ってたじゃん』
由希「あんた諦めんの早いもん。珍しく本気だそうとした時は大抵ご褒美でいいもの貰える時」
『いや、そんなクズじゃないと思うんだけど?』
由希「ンなことどーでもいい。出るよ」
『・・・ん、』



無事救済しました、
赤音さん改めて見ると火傷してるけどびっくりするくらい可愛いかった
天使だった
幻覚見えた←
イヌピーも可愛いかった
ココも可愛いかった
天国だった

由希「ガキの感想文ですか?思い出は心の中に今すぐしまえ。次は真ちゃんだバカヤロー」
『次・・・真ちゃんが死ぬのか・・・・・・・・・・・・いや待てよ二年後じゃん』
由希「私らが小六の時だねっすごいっ!」
『なんも凄くねぇよ、東リベってこんな短期間に何回も出来事あるの!?ヤバくない!?』

由希「オメェ原作今ここでぶっ壊したんだぞ。腹くくれ」
『なんで由希っていつもそんな冷静沈着なの!』
由希「別に冷静でもなんでもないよ。推しを助ける。それがA、アンタの決めた答えだろ?着いてくわ。姉貴」
.

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作者名:Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年12月25日 0時

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