トリップの方法試したらホントにトリップ出来た【tkrv】 (ページ1)

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プロローグページ1

Aside
『なんかさー、トリップしたくね？』
由希｢は？何言ってんの？その前にお前は持ってる漫画を手放して数学の勉強しろ。知ってんだぞ赤点ギリだったって｣
『いやクソほどつめてェな』

私だって赤点ギリギリとりたくてとったわけじゃねぇよ
眠気が急に襲ってきたのが悪いんだ((
由希｢言い訳すんのも大概にしとけ？来年受験だからな？｣
『華のJKにはなりてぇ』
由希｢じゃあさっさと勉強しろバカ。｣
『はるちー並に口悪ぃのなんなん！？』

由希｢最推し春千代だから。｣
『まじ？そうだっけ。私双龍好き。あとばじふゆ。柚葉もいいよね。でもやっぱりイザナかな』←
由希｢要は箱推しと｣
『当たりっす。ねー、どうせトリップ出来ないんだしさ、トリップの方法やってみない？』

由希｢どういう理屈だよ･･･トリップできないってわかってんならする必要ないじゃん｣
『えぇ？お願い！』
由希｢･･･まぁ、それでも勉強すんならいいよ｣
『するする。します』
由希｢ならいいよ｣

やばい。ノリで約束しちゃったよ←
絶対私しないよ←
由希｢で？どうすんのトリップって｣
『え、んーとね。漫画の行きたい場面に指置いて、ここに行きたいって強く思って言えば行ける･･･らしい』
由希｢･･･マジッ〇ツリーハウスか｣
『まぁ、細かいとこは気にしたら負けだ』

由希｢ホントに勉強してよね･･･アンタが私と同じ高校行くって言ってたんだから･･･｣
『善処します』
由希｢じゃ、いくよ｣
『おー、』
由希｢『ここに行きたい』｣
私達は、漫画の表紙を指さした
瞬間、目の前が霞んでいき、意識が無くなるのを感じた
･･･あれ、トリップって起きないはずじゃ、

『･･･う』
目が開くと知らない天井
天井に知ってるもクソもねぇか←
｢産まれましたよ。元気な女の子です｣
『う？』
いや、え？
何、誰、看護婦？
母｢･･･貴方の名前はAね･･･これから元気に育ってね、A。｣

お、おう･･･
母｢そして貴方は、由希。｣
･･････
『ぅあ･･･？』
由希･･･？
由希ってあの由希？
あの毒舌マシーンの由希か？
え、え、トリップした？

でもこれある意味転生じゃね、
横を目で見ると、嫌そーな顔してる由希サン
傷つくんよ
つか待て
ノリでトリップしただけなんだけど
まさかこんなことになるとは聞いてないんだが

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