元カノストリーマー【drm】

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あの日以降、だるまとはそれなりに普通に話すようになった。



初日の気まずさが懐かしいくらい。



今日は通話に誘われ参加したら、珍しくぽぷとだるまの2人しかいなかった。














だ「なんか配信⋯めんどくさいな」



き「今日するの？」



だ「するかしやんかて永遠に迷ってる」



『私しなーい』



だ「じゃあいっか」



『後で私のせいにするとかやめてね』



だ「Aがしやんって言うから〜」



『おいこら』














配信外だからいつものテンションよりは低いけれど、テンポのいい会話が続く。




2人は何かのゲームをしながら、私は作業をしながら話していれば、突然ぽぷが「恋バナしよ」と口を開いた。













だ「…ん？恋バナ？」



き「恋バナ」



だ「恋してるってこと？」



き「いや俺はしてないけど」



だ「してへんのかい」



き「聞いたことないもん2人の！聞きたいじゃん！」













ぽぷが私達の恋バナを聞いたことがないのは、私達が元カノ・元彼の関係だからなのだ。



「そんなにないよ」と言っても、「中高一緒だったならお互いの知ってるでしょ！」と興味津々なぽぷ。




これは言うまで逃げさせてくれないやつかもしれない。













『…だるまはねぇ、』



だ「は？いやおま『彼女いても全然ゲームする』そりゃするやろ」



き「それは俺もよ」



だ「やんなぁ！しゃーないやんな」



『あと常に金無い』



だ「結構言うやん」














これはだるまの歴代の恋愛全てに共通していることだ。



自分以降は全く知らないけれど。





この2つ以外、付き合っていたことがバレてしまうことしか思いつかないのですが、どうしましょう？













だ「この人は結構合わせる人やったけどね」



『合わせてた？』



だ「え、うん。ゲームと、か、」












私が合わせていたのはだるまの時だけで、だるまもそれを知っている。



だるまがゲームをするから私もゲームを始めたし、だるまがボブが好きだと言うから長かった髪を切った。




確かに合わせる方なのは間違いないのだけれど、自分の時の話をするのは違うよ。勘弁してよ。











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