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忍びなら忍べよ… ページ6

「着いたぞ!」





学園へ連れていけと言ったあと、自分で走れるから案内だけで十分と何度言っても聞かなかったため、学園へ着くまで私は山頂をずっと「イケイケドンドン!!」と叫びながら走っていく声のでかい男に担がれてきた。

耳元で大声を出された挙句、とにかく揺れた!!



『うえ…気持ち悪』

「大丈夫ですか?」



喉まででかかったものを無理やり胃へともどし、門の横に書かれている"忍術学園"という字を見た。


ええ…

忍術学園ってことは忍者の学校なんでしょ?
忍べよ…


「モソ…」

モソじゃねぇよモソ。


「天女様、入りましょう」


色々と突っ込みたいところが山盛りなのだが、気にしないで門の中へと入った。


人生は適当に生きるのが1番。



「あ、六年生の皆さん!おかえりなさ…ヒッ!!」

『?』


門に入ったらまたも6人組とは色が違うが多分忍びの少年がでてきた。


『へー、学園に事務員なんているんだ』

「はいっ!いえ!!いや、あのっ!えっと!!!」


???

忍び装束を着ているから忍びだと思ったけど、ただの事務員?

私を見た途端に顔面蒼白になるわ、全ての穴から汗が出てるわ、涙目だわ、震えるわで、どう見ても忍びに見えない。




「てっ、てんにょっ!様!!にゅっ、入門表にサインお願いしますぅぅう!」


すごい噛みながら目の前に出てきた紙と筆。

『それ出門表って書いてあるけど』

「ええ!?しっ失礼しましたっ!!こっこちです!」


落ち着きなさいよ。

今度は間違えずに出てきた入門表に自身の名を書いて、入門表と筆を事務員の子に渡す。


「あ、ありがとうございます…」

『ん』



その後は私をここに連れてきた6人組が順に入門表へと記入していく。


「天女様こちらです」

『だから天女じゃないってば』


1番に記入が終わった美少年の後を追う。

後ろを振り向くと最後の茶髪の少年が入門表に記入している時で、たまたま事務員の子と目が合ったんだけど、


何故か倒れてしまった。

後ろで茶髪の少年の心配そうな声が聞こえる。





「天女様、こちらです」

1人で考え込んでいると、目的地に着いたらしい。


『ここ?』

「学園長室です」





え、学園長までいるの!?

タイムスリップかよぉぉお!?→←人の話はちゃんと聞け!!



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飴玉くん - 夢主ちゃんの設定と周りの接し方が好き過ぎる… (11月10日 6時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - どストライクな小説です❣️続き楽しみに待っています💓 (8月30日 14時) (レス) @page22 id: cd4be96e2f (このIDを非表示/違反報告)
EM - 更新頑張って下さい。 (8月26日 0時) (レス) @page20 id: 41f79f6239 (このIDを非表示/違反報告)
小豆小町(プロフ) - みみさん» みみさん、コメントありがとうございます‼︎作品を評価してくださり本当に嬉しいです…!アカウントが変わっても、どうか応援お願いします♡" (8月25日 15時) (レス) id: dc0c839974 (このIDを非表示/違反報告)
小豆小町(プロフ) - スズメさん» スズメさん、コメントありがとうございます‼︎長らく更新できずに本当にごめんなさい…。これから頑張って更新していくので楽しみに待っていてくれたら嬉しいです☻* (8月25日 15時) (レス) id: dc0c839974 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天泣 x他1人 | 作成日時:2022年12月21日 23時

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