chapter 9 ページ9
会長に買い物に誘われた日から、
授業中でも、家で暇な時でも、
当日どんな髪型にしようかな、とか考えたり、
少しでもよく見られるようにマッサージとかしちゃったりして、
我ながら気持ち悪いくらい浮かれていた
そんなこんなでついに来た土曜日
いつもなら休日の学校なんて苦痛で仕方ないけど、
今の私の頭には苦痛なんて二文字は存在しなかった
丈｢わっ！！！｣
いつもなら怒りまくる丈君のイタズラも、
『あ、丈君。おはよ〜』
全っ然気にならなかった
丈｢え、お前どうしたん？どっか頭打ったんか？｣
いつもと違う私に驚いたのか、ただでさえ大きな目をさらに見開いて私を見る丈君
『ん〜？別にどこも打ってへんよ〜？』
丈｢え、なんでそんなニヤニヤしとるん、自分。キモいで。｣
『別にええも〜んキモくても。』
今の私なら丈君に何を言われても平気だと思う
サ｢あ、2人ともおはよ〜。｣
『サヤ〜！おはよう♡』
サ｢え、どうしたん？なんかテンション高くない？｣
『んふふふ♡』
丈｢さっきからこんな感じやねん。気持ち悪いやろ？｣
サ｢なんかええ事でもあったん？｣
『ん〜？秘密♡
じゃあ、うちは先に教室入っとくから、ばいば〜い♡』
丈｢ほんまにあいつ頭大丈夫か、、、？｣
サ｢う〜ん、、、。笑｣
『〜〜♪♪』
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作者名：Mii♪。.:＊・゜ | 作成日時：2018年1月26日 0時
