やり直せるのなら。４【名探偵コナン】

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赤井side






『予定通りにことは進んだかい？』






そいつがひょこりと顔を出したのは、全てが終わった後だった。


座り込むバーボンを死体を撤去するからと帰らせたところだ。


まるでどこかで見張ってたようなタイミングだった。


その女の名前は、ビショップこと元警察官、AAだ。


彼女は赤にまみれるスコッチを見下ろし、一言だけ声をかける。






『もう死んだフリやめていいよ』





するとどうだろう。


死んだ彼は何事もなかったかのように目を開けた。


そして顔を引き攣らせながら彼女を見上げている。







何もかも全てこの女の思い通りだ。







ス「A……どうゆう、ことなんだこれは」






狼狽えるスコッチの視線は定まらず、ただ微笑むだけの彼女から俺に縋る。


もちろん俺もわけがわかっていなかった。


まるで魔女の魔法にかけられたようだ。







赤「俺はただ、命令に従っただけだ。



スコッチに携帯を使わせるな。

拳銃には支給された弾を一発だけいれろ。



この命令にな」







哀れな公安の犬に俺は言った。


助けてやると。


FBIの身分を明かし証人保護プログラムを進めた。


が、足音がし彼は俺の拳銃を奪い、









自ら命を経ったはずだった。








のに、何故生きている？

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