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ASide
その日の夜、私はまた一人で食事を取る。
萩「あ、またあったね！」
『萩原さん、と松田さん』
食事にひょこっと顔を出した二人。
萩原は嬉しそうだが、松田は相変わらずの仏頂面。
彼らはなんの断りもなく私の前に座った。
萩「ね、今日のテストどうだった？」
『まあまあですかね』
嘘、自信しかない。
てか満点じゃなきゃ逆に恥ずかしい。
萩「俺半分取れるかなー」
松「………………」
『…………？あの、お二人喧嘩でもされたんですか？』
萩・松「えっ？」
いつもより松田が静かだ。
二人の間に全くといっていいほど会話がない。
あんなに仲良かったんだから、何かあったんだろう。
………もしかして、勘違い？
『あの、間違いでした…………か……………』
松「…………ふ、はは、はははっ！」
萩「ま、松田？」
不気味に笑い出す松田。
どうしよう、壊れた？
けどその笑いは心の底からの笑い声に変わる。
松「お前本当面白いな」
『え、』
松「こんな短期間に他人の喧嘩に口挟もうとするなんてよ。安心しな、喧嘩はしてない。
………ちょっとした意見の食い違いだ」
ぽんっと頭の上に大きな手が置かれる。
その手がわしゃわしゃと髪をかき乱した。
萩「そうそう、そんな顔しないでよ。なんか泣き出しそうだよ？」
『えっ』
慌てて両手でほっぺたを持ち上げる。
そんな顔してたかな。
ポーカーフェイス気をつけないと。
こんな二人だけど、私が一つ間違えれば死んでしまうかもしれない。
そう考えると胸が傷んだ。
だめだな、こんなんじゃ。
もっと強くならないと。
みんなを守れるくらい強く。
結局その日、六人全員が集まることはなかった。
私の何かしらの行動が未来を少し変えたのだ。
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白ウサギ(プロフ) - 麗さん» 間違えだらけですみません、ご指摘ありがとうございます。修正しました。また何か誤字や不備がございましたがお手数をお掛けしますがお知らせください。 (2021年6月3日 9時) (
レス) id: b629e84f8a (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 27ページ angei 最後のスペル iではなくlだと思います (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 同じく19ページ 半眼出だし 出 は不要かなと思ったのですが勘違いでしたらすみません (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 19ページ メイク道化かして？ の 道化 は誤字ではないでしょうか？ (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 15ページ 萩原だけだった日が だったら ではないでしょうか？ (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ウサギ x他1人 | 作成日時：2018年11月19日 0時
