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ASide
萩「へへ、だーかーらー言ってるだろ？俺はまだ飲めーる！」
降「何言ってるんですかぁ、ヘロヘロじゃないですかぁ」
『…………うん、みんなヘロヘロだね』
飲み始めて約二時間。
ようやく日が暮れてきた頃。
私以外は完全に酔っ払ってしまった。
諸「………………すぅ……………」
『あーそこで寝ちゃだめヒロ！ほら、こっち』
諸「んん……………」
諸伏は机の上に突っ伏して寝始める。
慌てて座布団を並べて横にさせれば、
休む暇なく萩原が絡んでくる。
萩「A〜俺ってかっこいい？」
『はいはい、かっこいいですよ』
萩「本当？嬉しいな〜」
伊「もう一杯ー」
『伊達！それ醤油！死んじゃうよ！？』
伊「あ？本当だ…………」
降「A、彼氏いるのかぁ？」
『いません』
降「なら俺の彼女に……………」
『なりません』
唯一まだ冷静なのは松田。
だがいつ潰れるかわからない。
流石に一人で全員は運べない…………。
ふと松田があまり飲んでいないことに気づいた。
『あれ、飲まないの？』
松「ん？ああ、あんまり飲んでも潰れるだけだしな。それにお前一人じゃ全員面倒見れないだろ」
『松田…………あんたも成長したね』
松「成長ってなんだよ」
『何でもない』
じん、と心が温まる。
そんな時ふと頭に手を置かれた。
松「あんま無理すんなよ」
『え？』
松「俺はいなくならねーからな」
ガシガシと撫でられる。
不器用ながら伝わる彼の優しさ。
『っ、絶対、絶対いなくならないでよ？』
松「ああ。だからお前もいなくなるな」
『それはわからないなぁ』
なんて返せばさらに強く撫でられる。
『11月7日』
松「あ？」
『いなくならないか、楽しみにしてるよ』
そう微笑めば、何言ってるんだと笑われる。
それでもいいよ、たくさん笑って。
視界がぼやけてるのはきっと気のせい。
このありふれた日常が今日で終わる。
松「そろそろ引き上げるか」
『そうだね。タクシー呼ぼ』
彼ら五人の笑顔の輝きよ。
永久に続け。
そんな願いはあなた達には届かない。
本当のことを言ってしまえば、
全て崩れて消えてく気がした。
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白ウサギ(プロフ) - 麗さん» 間違えだらけですみません、ご指摘ありがとうございます。修正しました。また何か誤字や不備がございましたがお手数をお掛けしますがお知らせください。 (2021年6月3日 9時) (
レス) id: b629e84f8a (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 27ページ angei 最後のスペル iではなくlだと思います (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 同じく19ページ 半眼出だし 出 は不要かなと思ったのですが勘違いでしたらすみません (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 19ページ メイク道化かして？ の 道化 は誤字ではないでしょうか？ (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 15ページ 萩原だけだった日が だったら ではないでしょうか？ (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ウサギ x他1人 | 作成日時：2018年11月19日 0時
