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ASide



ショッピングモール立て籠もり事件から数日。


今日は久しぶりに拳銃の授業だ。


今回はクラス合同練習なのでみんなも一緒。


私の愛銃を取り出す。




『あー、愛しのMY HONEY』


松「何拳銃に向かって口説いてるんだよ」


諸「Aは誰よりも楽しそうに撃つよな」


萩「何人か人殺してそう」





殺してますよー。


数え切れないくらいね。


なんて心で突っ込みながら愛銃の準備をする。


不具合がないか確かめて、弾を込めて。





教「今日はいつもよりも離れて撃つ。A、手本を見えてやれ」


『はーい』




ご機嫌で銃を構える。


ちなみにこの授業と格闘とかの授業はいつもご機嫌だ。


距離は約30メートル。


余裕に片手で的の真ん中を撃ち抜く。


萩原が口笛を鳴らした。





教「流石だな、と言いたいところだが日頃の行いが悪いので減点」


『えっ!?!ひどい』


降「まあ当たり前だな」


教「降谷、お前たち五人もだぞ」





教官の勝ち誇ったような顔が…………。


その後は基本的な確認などを行い、自由練習へ移る。


私はリズミカルに連発する。





伊「すごい、全部急所に当たってる」




的は人形だ。


急所である心臓、頭、それから動きを封じるための脚を狙う。





諸「一体どれくらいの距離まで正確に撃てるんだ?」


『試したことはないけど、ライフルなら結構いけるよ。確か最高は700yard』


降「ライフル?」


『ええっと、昔ライフルの技術を友人?に教えてもらって……………昔っていっても警察学校入ってからね!?』






慌てて言葉を濁す。


ライフルなんて口走るんじゃなかった。


それに教えてくれた人があの人だとはいえない。


降谷の最大のライバルになる人だとは。


これからは言葉に気をつけないと。





諸「でもなんでそんなに上手いんだ?」


『ええー、練習、しまして』


萩「なんかコツとかあるの?」


『コツかどうかはわからないけど、なるべく撃ったときの反動でブレないように下半身に力を入れるかな』







なんてアドバイスをしていく。


元は降谷や諸伏のほうが拳銃の扱いは上手だったのだ。


組織に潜入後、ライとの四人の任務の時に散々しごかれて今の腕前にいたる。


手に豆が出来るまで撃ち続けたな………。


あんな経験は二度としたくないものだ。

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白ウサギ(プロフ) - 麗さん» 間違えだらけですみません、ご指摘ありがとうございます。修正しました。また何か誤字や不備がございましたがお手数をお掛けしますがお知らせください。 (2021年6月3日 9時) (レス) id: b629e84f8a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 27ページ angei 最後のスペル iではなくlだと思います (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 同じく19ページ 半眼出だし 出 は不要かなと思ったのですが勘違いでしたらすみません (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 19ページ メイク道化かして? の 道化 は誤字ではないでしょうか? (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 15ページ 萩原だけだった日が だったら ではないでしょうか? (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白ウサギ x他1人 | 作成日時:2018年11月19日 0時

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