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ASide




教「本当にお前たちはな、危機感が足りんのだ。もし怪我をしたらどうする?一般人に被害が及んだらどうする?お前たちはまだ半人前なんだ。そもそもだな…………」




ショッピングモール外の駐車場にてお説教中。


周りの警察官なんて笑ってる。


いつこの説教終わるのかな。


その時、あの人影が見えた。


ベルモットだ。





教「ん?おいA!まだ説教の途中だ!」


『すいません教官!ちょっと用事ができました!』


教「A!!!!」




物凄い怒鳴り声が聞こえます。


けど無視。


ベルモットの後をそっとつける。


彼女はどんどん薄暗く人気のない方へ向かっている。


もしかして尾行がバレてる?


ピタリと彼女は止まった。


私も物陰に隠れる。





ベ「そこにいるんでしょう?自称警察見習いの素敵なgirl?」


『………………』





やはりバレていたか。


銃を向けられ大人しく手を上げる。





ベ「貴方、私を知っているみたいね。何故?」


『A secret makes a woman woman.
女は秘密を着飾って美しくなる、だったかしら?』


ベ「つまり秘密ということ?」


『そういうこと』





そう笑うと、彼女は諦めたように銃をおろした。


そして口紅を塗り直しながら尋ねる。




ベ「何故私をつけてきたの、puppy。貴方のようなangelは踏み込んではいけない世界よ」


『puppy?それって私のこと?』


ベ「そうよ」


『随分と馬鹿にされたものね。私はある目的のために近づいたの。組織に入るためにね』




そして諸伏を救うために。


ベルモットは私をpuppyともangelとも言った。


どんな意味があるかは知らないが、少なくとも嫌われてはないはずだ。





ベ「気が向いたらジンに紹介してあげるわ」


『ありがとう。その時はこれに連絡して』





彼女に電話番号とメールアドレスを渡す。


正直危険な橋だと思う。


けどこれが最善策だ。


諸伏を救うには組織にいないといけない。





ベ「…………貴方は大きな何かを背負っているのね」


『ええ』





四人の命を。






ベ「それに潰されないことを祈るわ」





そう呟くと、彼女は闇に消えた。


そんなことわかってる。


全員救うまでは死ねない。

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白ウサギ(プロフ) - 麗さん» 間違えだらけですみません、ご指摘ありがとうございます。修正しました。また何か誤字や不備がございましたがお手数をお掛けしますがお知らせください。 (2021年6月3日 9時) (レス) id: b629e84f8a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 27ページ angei 最後のスペル iではなくlだと思います (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 同じく19ページ 半眼出だし 出 は不要かなと思ったのですが勘違いでしたらすみません (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 19ページ メイク道化かして? の 道化 は誤字ではないでしょうか? (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 15ページ 萩原だけだった日が だったら ではないでしょうか? (2021年6月2日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白ウサギ x他1人 | 作成日時:2018年11月19日 0時

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