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ASide
不条理な死……………か。
私はカレーを食べながらぼんやりと考えていた。
不条理な死。
それはあの子も当てはまるのだろうか。
だとしたそれは敵ではない。
私にとって不条理な死は呪いだろう。
私が戦うのは呪いじゃない。
この腐敗した世界だ……………。
「………ちゃん、Aちゃん？」
『え、あ、すみません。なんですか？』
深く考え過ぎて呼ばれていることに気づかなかった。
悪い癖だ。
「中堂さんとやっていけそう？」
心配そうに三澄さんが聞いてくる。
東海林さんも不安そうだ。
中堂さんといえばあの口の悪い人。
『大丈夫ですよ。反論するのは得意なんで』
「反論が特技って」
何がそんなに面白かったのか、東海林さんが吹き出す。
久部くんも笑っていた。
そう、私は負けない。
負けてはいけないのだ。
………例え死にたくても、死んではいけない。
呪いは鎖となって私を縛る。
そしてゆっくりと心を飲み込んでいくのだ。
罪の意識を忘れぬように、
あの子のことを忘れぬように、
私はこの仕事に足を踏み入れたのだ。
赤い血になれるには、それしか方法がない。
そう思ったのだ。
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麻衣(プロフ) - 六郎落ちが良かったです！ (2021年11月16日 7時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
白ウサギ(プロフ) - ラミンさん» 返信遅くなってしまってすみませんm(_ _)mコメント嬉しいです！一応中堂さんオチにする予定です (2018年12月16日 10時) (レス) id: b629e84f8a (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 中堂オチがいいです・・・ (2018年12月8日 20時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒 | 作成日時：2018年9月2日 10時
