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Aside
カタッとパソコンに最後の文字を入力する。
これで今日の仕事も終わり。
全く散々な目に会った日だった。
噂は瞬く間に広がり、昼休みには散々先輩にいじられるわ、他人からチラチラ見られるわ。
こった肩を揉みながら欠伸をする。
由「おやー？そうとうお疲れのようですね」
『全く誰のせいよ。てかなんでいるのよ由美。そうとう交通課は暇なのね？』
由「あーはー。やめてよーそんなこと言うともうミニパトで送り迎えしてあげないよ？｣
『そんなことしたことないでしょ』
ニヤニヤしっぱなしの彼女の頬をつねる。
そして隣で密かに笑っている伊達を睨んだ。
なんか文句あるの？という睨みは般若よりも恐ろしかったのだろう。
伊達は何事も無かったかのように仕事に戻っていった。
由美と私を仲裁するかのように、熱い缶コーヒーが私の頬にあてられた。
萩「まあまあそこまで。今日Aは旦那の車で帰るもんな？｣
『あっつ！……て、萩原！？』
由｢あら奥さん、その後ろの旦那さんを見落としてますよ？｣
ふざける由美の耳を引っ張る。
萩原の後ろには紛れもなく松田がいた。
しかも遠慮なくネクタイを緩め、キスマークは堂々と絆創膏で隠している。
それを見た由美はさらにニヤッとした。
由「松田くんはオープンのようね｣
萩「いや、最初はネクタイきっちりしめてたんだけどさ、煙草の時も緩めないからおかしいと思ったんだよね｣
松｢おい萩原、言ったら………｣
萩｢んで先輩に怪しまれてキスマークバレて、散々からかわれた結果絆創膏に落ち着いたんだよ｣
『何それウケる』
松「……よし萩原とAは死刑確定な｣
吹き出す私の頭を叩く松田。
ごく自然な名前呼びに少しだけ恥ずかしくなる。
それに気づいたのか松田は私の頭をくしゃっと撫でたあと、容赦なく私と萩原の襟を掴んだ。
松「連行だ｣
萩・私「『やばっ』｣
ずるずると松田に引きずられていく私と萩原。
万円の笑みで送り出す由美と伊達を少しだけ呪った。
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sou(プロフ) - 運命が決まるのって11月7日ではないのでしょうか？ (2022年3月20日 13時) (
レス) @page4 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 終わり...なんですか！？めっちゃ面白いです更新楽しみにして待ってます！頑張ってください！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
飾り物。(プロフ) - か、か、、完、、結、だと？！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続きみたいです（ ; ; ） (2019年10月11日 20時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続きをください！お願いします。 (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14e676a59f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ウサギ x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 1時
