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のろのろと伊達と出勤する。


するといつもよりも仕事場は忙しくしていた。


何か大きな事件でもあったのだろうか。


これはデスクワークが増えるぞ………。


それを伊達も察したのか、顔をしかめている。






「お、いいところに来た!」


『何か手伝うことありますか?』


「今事件が同時に多発していてな。米花町の方の現場に向かってくれ。そこなら新人が行っても大丈夫な現場だ」


伊「新人が行っても大丈夫って…………」





先輩はため息をついて私達の肩に手を置いた。


それはもちろん逃げられないように。


先輩の笑顔が引きつっている。





「いいか?くれぐれも第一発見者の機嫌を損ねるなよ。へまするなよ。警視庁の大事な大事な協力者だからな?まあないとは思うが」






怖いぐらいの圧がかかる。


第一発見者ということは殺人事件だろうか。


伊達と私の額に冷や汗が伝った。


と、先輩に背中をどつかれる。






「大丈夫だ!お前ら優秀だし」


『おだてても何も出ませんよ』


「はは、お前のそういう所好きだぜ」


『当然の告白ですか。丁重にお断りします』


「やっぱお前可愛くない!」


『二十代に可愛さを求めないでくださーい』






先輩と私の茶番にどうしたものかと慌てる伊達。


それを見た先輩は遠い目をした。





「少なくとも伊達の方が可愛い、かな」


伊「え?可愛い?」


『こんなむさ苦しい男が可愛い…………?先輩、目大丈夫ですか?センス大丈夫ですか?』


「やっぱ伊達の方がいい!」





目「そこ!さっさと現場に行け!」




「「『うっす!』」」





目暮警部にどやされる。


肩をすくめてさっさとその場を後にした。


後ろから先輩が怒られていたのには、知らないふりをしよう。






少し訂正をしたい。


伊達は可愛くないぞ!


みんなのお父さんなんだぞ!?




伊「何言ってるんだよ」

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sou(プロフ) - 運命が決まるのって11月7日ではないのでしょうか? (2022年3月20日 13時) (レス) @page4 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 終わり...なんですか!?めっちゃ面白いです更新楽しみにして待ってます!頑張ってください! (2020年5月16日 0時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
飾り物。(プロフ) - か、か、、完、、結、だと?! (2020年1月4日 0時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続きみたいです( ; ; ) (2019年10月11日 20時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続きをください!お願いします。 (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14e676a59f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白ウサギ x他1人 | 作成日時:2018年12月4日 1時

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