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ASide
諸「Aー？そろそろ起きろ」
『んー』
降「起きないなら朝ごはん抜き」
『すぐ起きます』
ふわりと美味しそうな匂いがして、まだ開かない目を擦りながら起きる。
あくびをしていると、手を萩原に掴まれた。
萩「目、擦ったら駄目じゃん」
『だって眠い』
松「………………」
『ん？どうした……………ぶっ』
突然鼻を摘まれる。
鼻から呼吸が出来なくて驚いて脚をバタつかせる。
ようやく解放されたときには、鼻はトナカイのように真っ赤だった。
『何するんだこの野郎』
松「鼻真っ赤。でも目、覚めただろ？」
『それはそうですけどー』
ジト目で見つめれば笑われる。
ふと部屋が騒がしいことに気づいた。
見れば伊達と諸伏が荷物をまとめている。
そっか、ホテル暮しもこれで終わりか。
『伊達ー、もしかして彼女の家に転がり込むの？』
伊「なっ、何言って！」
諸「お、ついに同居か？いや同さ………」
伊「ちゃんとマンションだ！」
諸伏の言葉を遮る伊達。
顔が真っ赤なのは言わずともわかるだろう。
そんな私達を冷めた目で見る降谷。
降「ほらご飯」
『はーい』
五人が食事をするには小さいテーブルに、綺麗に並べられた食事。
椅子に詰めて座れば我先にと食べだす。
こんなふうに揃って朝食をとるのもこれで最後なのか。
私も荷物をまとめなければ。
諸「あ、ゼロ！時間やばい！」
降「ほんとだ。食器洗いよろしく。ヒロ、荷物取って」
諸「はいよ」
『じゃあね。必ず連絡はしなさいね』
諸「おう！」
降「お前らも無理はするなよ」
バタバタと部屋を飛び出していった二人。
私達もそろそろ仕事に行かなければ。
ちなみに私は警視庁から15分ほどいったところにあるマンションを借りてある。
『そろそろチェックアウトする？』
萩「そうだな」
そう答えて荷物を担ぐ萩原を見つめる。
彼が死ぬまであとどれくらいの時間がある？
おそらく思っているほど時間はない。
多分、来月の11月3日。
萩原の運命が決まる。
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sou(プロフ) - 運命が決まるのって11月7日ではないのでしょうか？ (2022年3月20日 13時) (
レス) @page4 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 終わり...なんですか！？めっちゃ面白いです更新楽しみにして待ってます！頑張ってください！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
飾り物。(プロフ) - か、か、、完、、結、だと？！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続きみたいです（ ; ; ） (2019年10月11日 20時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続きをください！お願いします。 (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14e676a59f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ウサギ x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 1時
