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ASide
萩「Aーーーっ！！」
伊「萩原、ここ病院だからな！？」
私が目を覚ましたと聞き、駆けつけてくれた萩原と伊達。
勢いよく開く扉。
伊達の注意も聞かずに萩原は大股で歩いてくると、思いっきり抱き締められた。
みんな何でハグしたがるの。
萩「よかった………俺、Aが死んじゃうと思って」
『私は萩原が死ぬかと思った』
実際、前に死んだんだよ君。
伊達も安心したというように頭を撫でてくれる。
萩原はところどころガーゼなどを当てているが、軽傷ばかりだという。
伊「傷が塞がるまで絶対安静な」
『…………どれくらい？』
萩「二週間くらいじゃないかな」
『そんなに！？』
松「まあ、いいじゃねーか。滅多にない休暇だと思えば。あれだけ無断欠勤してた奴に言うのもあれだけどな」
『うっ………………』
それから、伊達が持ってきてくれた林檎を切って食べた。
そこにみんなの優しさが溢れ出ている。
どこで何をしていたのか。
問い詰めるようなことはされなかった。
『…………私が退院したら飲みに行こう。全部奢るからさ』
萩「マジで！？」
伊「なら降谷と諸伏も誘おうぜ」
松「ほんとあいつらも何やってんだか……………」
二人はきっと公安で忙しいのだろう。
あれ以来あってないし、連絡も取っていない。
松「それよりもこれは誰のコートだ？お前にはデカすぎる。それに煙草の匂いもする。…………彼氏のか？」
そう微笑みながらジンのコートを私に突きつける松田。
そうじゃん、ジンのコート！
思いっきり汚れちゃったじゃん！
『それは友達？いや、上司？のだよ』
伊「上司？そんなコート来てる人いたっけ」
『伊達が知らない人』
萩「なんだよ松田。妬いてんのか？」
松「うるせー！」
萩原の髪を鷲掴みする彼の頬はほんのり赤い。
私はそれを見てクスリと笑った。
…………貴方なら私を救い出してくれるだろうか。
『時間大丈夫？』
伊「やべっ、もう面会時間終わるぞ」
萩「またな、A」
松「明日も来る」
『退屈して待ってます』
三人が手を振って扉をしめる。
賑やかだった部屋が途端に静かになった。
…………静寂は嫌いだ。
そう思ったとき、扉が開く。
忘れ物をしたのかな。
そう思って振り返ると…………。
ベ「遊びに来ちゃった」
組織のみんながいた。
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sou(プロフ) - 運命が決まるのって11月7日ではないのでしょうか？ (2022年3月20日 13時) (
レス) @page4 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 終わり...なんですか！？めっちゃ面白いです更新楽しみにして待ってます！頑張ってください！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
飾り物。(プロフ) - か、か、、完、、結、だと？！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続きみたいです（ ; ; ） (2019年10月11日 20時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続きをください！お願いします。 (2019年6月18日 18時) (レス) id: 14e676a59f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ウサギ x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 1時
