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Motoki side



俺、何してんだろ。


今きっと、顔赤いよな。


お酒のせいだから。


だから、その手を借りて、


モ「俺だって、Aをギュッてしたかったの。」


あーばかだな〜、俺。


「え?モトキ?大丈夫??」


ねぇ、そんな心配の仕方は、ダメだよ。


それじゃ、どんどん君の沼に……


モ「A、俺のこと嫌いになっちゃった?」


あーもう。


お酒のせいだからね!


しまっていたはずの言葉が溢れ出た。


「……モトキ……」


モ「ごめんね。ちょっとコンビニ行くついでに頭冷やすね。」


そうだ。グミとかカードとか買って気を紛らわそう。


コンビニ行くまでの間に、この頭も、酔いも覚めるだろう。


モ「行ってくるね。みんなをよろしく。」


そう言って、呆然と立ち尽くすAの横を通る。


ちょうど通り過ぎた時だった。


グイッ


何かに引かれた。

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設定タグ:Fischer's , モトキ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あまたちゅ | 作成日時:2018年10月9日 1時

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