僕ら、生きています。2

#38「いつもの」龍也side ページ25

病室に入るなり、笑顔でニコニコし始めた



顕嵐。


拡「調子、どうだ？」


海「大分、楽になったかも。」


如「そっか。良かった！」


顕「海人〜！！良かった！マジで！心配したんだから！」


ｷﾞｭｯ



海「ちょっ、……苦しいよ、顕嵐。」


なんとなく微笑む海人。



照れやがって。(笑)


龍「照れてんじゃねぇーよ！(爆)」


髪の毛をそう言ってグシャグシャにした。



そのあと、食欲も出たのかおにぎりも食べ始めた。


朝「海人！それアタリ！」


不細工な、おにぎりを手に取った海人。



あー、朝日のか。


海「如恵留君の取りたかった！」



なんだかんだ言って一番綺麗なおにぎりは如恵留。


美「コイツ！！」


美勇人が指を指して、誰かに助けを求める。


けど、誰もいない(笑)


閑「ホント、くだらない。でも楽しい！」





いつもの、家族の団らんを取り戻した。

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