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「お、お邪魔します」
平「ど、ど、どうぞ」
ぎこちなく平野君の部屋に入ると、
平「あ、なんか、飲む?」
「ううん」
平「あ、そう」
・
・
2人で座り込んで、沈黙に耐える。
「……あのね、私、怖くて泣いたんじゃなくて
その、びっくりしただけなの」
・
・
そう切り出した私に平野君が目を丸くする。
平「え。そうなん?……平野てっきり嫌われたかと」
「ないない!それはない!」
首をぶんぶん振って、
平野君と目が合うと
思わず笑っちゃって。
・
平野君にちょっとだけ引っ張られて、キス。
それは、平野君にしては強引で。
何度も絡みつく舌について行けない私。
朦朧とした意識の中。
平「痛いかも。」
「うん」
平野君が首筋にキスを落す。
「…んっ」
ジワリと広がる痛み。
噛みついてるから当たり前なんだろうけど。
体が、おかしくなりそう。
・
体の中心が疼きはじめて、
「平野、君……」
私は、意識を手放した。
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(名前)まこ(プロフ) - 初めまして。小説読みました。LINEで読みたいと思うので良ければID教えて下さったら嬉しいです。宜しくお願いいます。 (2022年8月5日 17時) (レス) @page17 id: 4fcb924788 (このIDを非表示/違反報告)
まほ - リンリナさん続き気になります。 (2015年7月19日 12時) (レス) id: 69a3a27308 (このIDを非表示/違反報告)
れんれんラブ(プロフ) - リンリナさんっの小説好きなですっ続きが気になりますっ (2014年7月5日 22時) (レス) id: 136028f86a (このIDを非表示/違反報告)
リンリナ(プロフ) - softballさん» 申請させて頂きました。一応個人情報のIDは消しておきましたのでご安心ください。 (2014年6月28日 13時) (レス) id: 48ff6fba03 (このIDを非表示/違反報告)
リンリナ(プロフ) - softballさん» 大歓迎です!!ID教えていただけますか? (2014年6月26日 17時) (レス) id: 48ff6fba03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンリナ | 作成日時:2014年5月29日 22時