短編集〜夢遊び〜

出社〜七五三掛龍也〜 ページ11

ほらほら行ってらっしゃい。と、
玄関に追いやられて出社を迫られている私。


｢やだやだ行きたくない。りゅうくんずるくない？仕事休みなんて｣

七｢おれだって昨日は仕事したし、明日も仕事｣



りゅうくんと一緒に家にいる〜！と朝っぱらから駄々をこねる私を追い出すのには
かなり時間がかかるから、家を出る30分前には玄関で一悶着始める。


七｢早く行って早く終わらせればいいんだろ？｣

私の襟を直しながらそう言う龍也に、
そんな完全歩合制みたいな会社だったら苦労しないと頬を膨らませる私。


｢りゅうくん、夜ご飯お寿司がいいな｣

七｢残念だけどシチューです。
カレーは前Aが服にこぼしたから当分だめ｣


｢りゅうくん作れるの？作ってくれるの？｣

七｢大丈夫｣


ああそっか。
龍也にはクックパッドがあるから。



｢帰ってきたらすぐご飯食べられるようにして。お風呂も準備するから。
ね？そしたら頑張った分お願い聞いてあげるから｣

｢じゃあさ、りゅうくん。
頑張るからさ少し前借りしてさ｣


ぎゅーしてって言う前に龍也が抱きしめてくれる。スーツがシワにならないように優しくだけど。



七｢寄り道すんなよ｣

｢……はい｣


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はるか。様


｢小杉｣という名前について、
イントネーション論争がまたもや勃発。

リンリナ こ↑すぎ↓
友達 こすぎ↑

…伝わる？！




ゆい様へ

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