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17話 ページ18

「楽しかったようでよかったです」

『え?』

「とっても笑顔ですし、匂いも」


そんなに顔が緩んでた?恥ずかしいな…というか匂い?


「あれ?聞いてません?俺鼻が良いんですよ」

『鼻…もしかして善逸の耳みたいに?』

「はい!」


ということは、もしかして…禰豆子ちゃんに対する嫉妬の匂いもバレていた!?


『ご、ごめんなさい』

「えぇ!?いきなりどうしたんです!?」

『初対面なのに禰豆子ちゃんに対して…』


そこまで言えばあぁ!と納得した。そして、少し可笑しそうに笑う


「気にしなくて大丈夫ですよ!最初はなんでそんな匂いさせるんだろうって思ってましたが、全ては善逸が悪いんでしょうし!」


……善逸が悪いのか?


「でも、善逸がああなった理由もよくわかりました」

『ああなった?』


どういう事だ?


「俺も早く出会ってたらきっと同じようになっていたと思います。Aさんは素敵な人だから」



……口説かれているのか?


『なんか照れるな…善逸がああなったって…』

「A、炭治郎、決まったか?」

「決まったぞ!Aさんはとってもいい案ばかり出してくれて!」

「お兄ちゃんが満足してる…Aさん凄い……」

『え、いやいや!そんな!』

「ん?」


善逸が私の肩を掴んだと思えば、じっと私を見つめる


『な、なに?』

「顔が赤いし、脈が早くない?……もしかして、炭治郎口説いたの!?この人タラシ!!カナヲちゃんと言う美少女を捕まえといて、手を出すなんて!」

『く、口説かれてないよ!?』

「嘘だ!例え、無自覚だろうが許さんぞ!炭治郎!」

「善逸が悪いんだろ?」

「…はぁ!?なんで!というか、意図的にかよ!」

「Aさんは素敵な人だからな!」


むんっとする炭治郎くん。こうも堂々と褒められると照れるな、やっぱり…


「ふふっお兄ちゃんに言わせる人だから、これは大変なことになるがしれませんね?」


いたずらっ子のような笑顔をする禰豆子ちゃん。可愛いな…


「……うっ、A!帰ろう!」

『う、うん。今日はありがとう!お邪魔しました!』

「こちらこそ今日本当にありがとうございました!お店に出せるようになったら善逸に知らせるので是非来てください!」

「それ以外でも、いつでも居らしてください!待ってます!」


2人に見送られ、善逸に強引気味に引っ張られながら竈門ベーカリーを出た。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 転生   
作品ジャンル:恋愛
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myu♪(プロフ) - Decemberさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです!友達にこうなったらどう思うかなど聞いたりして、感情表現が分かりやすくできるよう頑張ったのでそう言ってもらえて本当に嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - スヴィエトゥさん» コメントありがとうございます!嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
December(プロフ) - このお話の設定めっちゃ素敵ですね(;_;)主人公に感情移入しやすくて、とても、面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!! (2020年2月19日 22時) (レス) id: 8a83f8152c (このIDを非表示/違反報告)
スヴィエトゥ(プロフ) - 面白かったです (2020年2月19日 21時) (レス) id: f033e98427 (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月16日 13時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:me | 作成日時:2020年1月29日 0時

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