歌姫とヨナ2 (ページ10)

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44話ページ10

～ヨナ～

A「昨夜ジェハが倒れてたのはここら辺だよね？」

キ「あぁ」

何処からかな？

ユ「ヨナどうしたの？」

ヨ「何か・・・誰かに見られてるような・・・」

ユ「え」

ヨ「気のせいかな」

ゼ「娘さんあっちで何かあったみたい」

見に行くと川に浮かんでいる男の人の死体があった

ヨ「しんでる・・・！？」

ユ「この人どうしたの？」

「昨日雨で足を滑らしたんだろう・・・
ちょっと退いてくれ片付けるから」

ソ「ピィー」

ソラがAの肩に乗った

A「何かわかった？」

ソ「ピィーピィー」

私達は何を言っているかわからないけど・・・

A「・・・あの人も麻薬を飲んで川に落ちたらしい・・・」

麻薬・・・

A「その麻薬の名前がわかった」

ハ「なんだ？」

A「"ナダイ”という麻薬しかも南戒が
水の部族に売っているらしい」

・・・

ヨ「もう少し調べましょう」

すると後ろから誰かに肩を捕まれ振り替えると

ヨ「ジェハ！

とシンア」

ジェハに引きずられてるシンアがいた

ジ「しんどい鬼ごっこだった・・・」

シ「ヨナごめん・・・
止められなかった・・・」

ヨ「ジェハ動いちゃダメよ」

ジ「君こそどうしてじっとしていないんだ
この町の事情に首を突っ込むのはやめるんだ
危険すぎる」

ヨ「ジェハ・・・」

ジ「早くこの町から出た方がいい下手に関わると死ぬぞ」

私は首を横に振った

ジ「言う事を聞け！！」

大きな声を出してジェハはいった

皆驚いている

でも・・・！

ヨ「・・・今、私が危険を回避してもそれはいずれ
国の危険になるわ
四泉だけじゃないギガン船長のいる阿波も
危険にさらされるかもしれない

退けないわ

民の苦難と闘うために私は旅をしているのだから

それに
あなたを苦しめた麻薬(ナダイ)を
私は許さない」

ジ「・・・ずるいじゃないか
そんな言い方
わかったよ」

よかった・・・

にしても・・・

やっぱり視線を感じるなぁ