39話 ページ7
水の部族
港町 四泉
雨が降り宿に泊まる事になった
A「残念、雨が降るなんてね」
ヨ「楽しみにしていたのに雨で何も見えないなんて」
ジ「雨に濡れた水の地もなかなか風流で美しいじゃないか」
ハ「四泉
ここは水の部族領でも有数の港町だな」
ユ「うん
市場の後少し話を聞いたんだけど水の部族領の
沿岸部が近頃治安が悪いらしいんだ」
A「水の部族の人は温和な人柄だと聞いたこと
あるけど治安が悪い印象無いけど」
ジ「港町はよそ者の出入りが多いからね
多少の揉め事はよくある事さ」
ユ「何にしろこの雨だしばらく動けないから休養を取ろう」
ゼ「わーい」
A「ところで・・・
私達も着替えたいからちょっと出ていって
・・・ジェハもね」
男子全員出ていった
A「ヨナ髪拭こうか?」
ヨ「ありがとう」
ヨナの髪をタオルで拭く
ヨ「フフ」
A「どうしたの?笑って」
ヨ「Aがお母さんみたい」
A「まぁ、よくメイとかのちびっこ達世話してたから」
ヨ「ハクみたいね」
A「そうなの?」
ヨ「えぇハクの居た村風雅の都でハクは小さい子の
相手をしていたらしいわ」
A「なんか以外かも」
ヨ「フフありがとうA」
A「どういたしまして」
ドアを開けてみるとハクとジェハが何か言っている
ジ「ハクなら一緒に行っても楽しそうなのに」
A「何処に行くの?」
ジ「女の子達がいるところだよ」
女の子達が居るところ?
どこかの店?
A「いってらっしゃい」
ハ「いかねぇーよ」
A「そうなの?」
ジ「やれやれじゃ僕は一人で散歩してくるよ」
A「ジェハ!
気おつけてね」
ジェハはニコっと笑ってどこかへ行った
ヨ「あれ?ジェハは?」
A「散歩だって」
ヨ「そうなの」
パタパタ
肩にソラがとまった
A「ソラ最近どこへ行ってたの?」
ソ『ちょっと探索
それより聞いて!
ここら辺ヤバイ薬が出回っている』
A「ヤバイ薬って?」
ソ『麻薬
あまりここら辺のお店のお酒とか飲まないほうがいいよ』
A「もしかしたら・・・ハク!」
ハ「なんだ?」
A「ジェハがお酒があるお店に行く可能性は?」
ハ「ほぼ100%だな」
A「急いで!ジェハを追いかける」
ユ「急にどうして?」
A「詳しくは後で急いで!」
ヨ「わかった!皆行くわよ」
私達はジェハを探しに宿を出た
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作者名:myu♪ | 作成日時:2015年1月21日 19時