56話 ページ23
〜A〜
A「白い桜の花の季節は〜♪」
私は歌う
私を引き取ってくれた
大好きな大好きなお父さんに向けて
お父さんは嬉しそうに笑う
歌い終われば
村長「とても綺麗な歌声だったよ」
そう言い頭を撫でてくれる
私は笑う
A「ありがとう!」
そう言い・・・
すると視界が変わった
そして何人かの男が現れた
村長「A!逃げろ」
A「嫌だ独りは嫌だ・・・」
「お前は来いお前を売れば高く売れる」
「お前はこの村の歌姫だろ?ほら来い!」
腕を捕まれる
A「嫌!やめて!」
リイ「やめろ!」
私より少し背の低いリイが言う
「うるせぇ!」
ガン
リイが殴られた
ちょうど岩に頭をぶつけて赤い赤い血が流れる
A「あ・・・あ・・・リ・・・イ・・・リイ!
いやぁあああ」
村長「よくもリイを!」
「うぜぇな!テメェーも」
ゴン
男は刃物を取りだしお父さんを刺した
何度も何度も
A「やめて・・・もう・・・お・・・願い・・・私はなんでもするからだから・・・!」
「じゃあちょっとお前の歌を俺らだけに歌えちょっとかすり傷が出来たからな」
私は歌う
憎い憎い相手に
声が渇れるまで・・・
?「__ぃ!_____」
誰?
?「・・・い・・・お・ろ」
ハク「A起きろ!」
A「ハッ」
ハク「大丈夫か?うなされていたぞ」
A「大丈夫・・・怖い・・・夢を見ただけ」
そうあれは夢
お父さん達若かったから死んでいるはずがない
リイはちゃんと私より背が高くなっていたし
お父さん達は最後まで村を出るときまで
触れたり
喋ったり
色々したんだから・・・
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作者名:myu♪ | 作成日時:2015年1月21日 19時