シルシとは ページ22
『うぐぐぐっ……！』
「ほらー…はよ諦めた方がええで？」
『ぜってえイヤだ！こんなの聞いてねーもん！』
「エミさんから教わらんかったん？」
『聞いてた途中であんたが連れ出したんでしょうが！』
ギャイギャイと攻防を繰り広げる
ステージはベッドの上。
相手はもちろんゾム
今、私は奴に襲われそうになっています
「はよ観念せえや！」
『別のところでいいじゃん！なんでそんなにこだわんの？！』
「じゃあ見えるとこでもええんか？」
『それはヤダ！！』
ぐぐぐ……と渋っていたものの、このままじゃジリ貧。どうしたものか…
え？何が原因で騒いでいるのかって？
それはな…
「隙ありっ！」
『うひゃっ？！』
バフッ…と音がしてベットに体を押さえつけられる
抵抗しようとして腕を振り払おうとしても、簡単に捕まえられた
そして見上げればニコニコと笑みを浮かべるゾム
「んふふ…これなら逃げられへんやろ」
『っ？！…離せっ！』
「はいはい、すぐ終わるから大人しくしといてな」
『やっ…マジほんとに待って！』
じたばたと暴れる私をいとも簡単に押さえつける
片手で両腕を抑えられ、もう片方の手でプチ、プチ…とボタンを外していく
そしてするりとゾムの手が服の中に入ってきた
『〜っ！！』
「…声我慢してる姿もかわええやん」
マジぶち殺すぞ？！そう思ったが、直接肌を撫でる感覚がもどかしくて、上手く声に出せない
そしてすでに胸元まで衣服は脱がされ、ゾムは完全にヤル気だった
『さっさと…おわら、せろっ！』
「…真っ赤やん。慣れてないん？こーいうの」
『ひっ…！…むだっ…ぐち、叩いてないでっ…はやく、しろっ！』
「はいはい。それじゃ…」
そう言って、胸元に顔を埋め、そして…
──────ﾁｭｯ…
軽く、熱いキスをした
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pandapanda216(プロフ) - これの続き見たい (2021年2月18日 14時) (
レス) id: 9fe8803e94 (このIDを非表示/違反報告)
有(プロフ) - これの続き（？）のpi君の奴最高ですね！！！！既に！！ (2019年8月10日 22時) (レス) id: 809a57d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
音斬湊(プロフ) - 最終回だった…取り敢えず完結おめです！続き読みたいです！番外編か続編希望です！！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: e231a66eea (このIDを非表示/違反報告)
有(プロフ) - うわお。まさかの最終回。有難うございました。ほんとに。 (2019年8月10日 9時) (レス) id: 809a57d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
yoru(プロフ) - 面白い！足りない！もっと続きが読みたい！！続編希望めう！！！ (2019年8月9日 15時) (レス) id: 9724c84fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラ | 作成日時：2019年6月4日 20時
