近づかないで【歌い手】 (ページ8)

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6話ページ8

『ういっす。こんちわー』

[ういっす！]

[こんちわ！]

やっと幸せな時間を過ごせるぞい！

え？？生放送の題名がわからないって？？

そんなもん適当でいいじゃん！！

[題名が｢あ｣ってwww]

[もっと考えてよwww]

ほら、リスナーさんもいいって！(言ってない。)

『ふう。じゃあなにしようか』

[歌枠！！]

[お願い、歌って！！]

[1度でいいから！]

やっぱり歌か...

でもせっかくだし断るのも悪いし

『わかった、今回だけね！』

[いよっしゃああああ！！]

[は、初めて生放送できける]

[この日が来るなんて...]

[夢じゃない...よね？？]

『そんなにか？？wそれじゃ何歌えばいい？？』

[アスノヨゾラ！]

[この前投稿した歌！]

[すっっごい感動したから！！]

『おお、みんな同じ曲じゃんwよし、それでは聞いてください。アスノヨゾラ哨戒班』

～～～♪

『ふう。こんなとこかな』

[す、すごい！]

[未だに現実だと思えない]

[やっぱり歌上手い！！]

おお、すごい好評。これならまたしたいと思ってしまうな...

『じゃあ、ほかのリクエストある人いる｢ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ｣え。』

なんで今インターホンなるの！！

[インターホン鳴ったよww]

[誰かきた？？w]

もう、せっかく生放送始めたのに

『みんなごめん！！今日はここまで！！ほんとにごめん！』

[いいよ全然w]

[生で歌聞けただけで十分だよ！！]

[はやく玄関行った方がいいんじゃ？？w]

『みんなありがとう！またゆっくりやるね！』

[おつかれ！]

[おつかれ様！]

ｶﾁｯ

『あー、もう！このタイミングでインターホン鳴らすとか！ほんとだれ！！宅配便ですか！！』

いらいらしながら玄関のドアを開けると宅配便の人ではなくさっきの人たちだった