16 ページ21
ワーワーと騒ぐ2人に少し口元を緩ませながら、彼の元へ向かう。
リビングに入ると、彼とP-Pさんが談笑していた。
『あ、Aちゃん』
こちら側を向いていたP-Pさんが私に気づき軽く手を振る。
P-Pさんの言葉に反応して背中を向けていた彼がこっちに顔を向けた。
目が合った瞬間、さっきのことが頭の中を巡り、顔が熱くなる。
これはやばい、重症だ。
目が合っただけでこれじゃ、まともに話せないだろう。
急に彼の前にいるのが恥ずかしくなって、
踵を返して洗面所に向かう。
ああ、さっき目をわざと逸らしてしまった。
彼は怒っていないだろうか。
洗面所では、まだあの2人が仲良く喧嘩していた。
私が入って来たのに気づき、動きを止めるキヨさん。
『あれ？どうしたのAちゃん』
不思議そうに私の顔を覗き込むレトルトさん。
「いえ、なんでもないですよ」
こんな真っ赤な顔じゃそんな嘘なんてバレバレなのに。
でもレトルトさんは
そっか、と一言言っただけだった。
ぐう〜
と、ここで誰かのお腹が盛大に鳴った。
『…なあ、飯食いに行かね？』
恥ずかしそうにお腹を押さえてそう言ったのはキヨさんだ。
『ブッwwwwwww
キヨくん恥ずかしwwwwwwwww』
レトルトさんが完全にキヨさんを煽っている。
あ、蹴られた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゅーた(プロフ) - 杏雅@スバル松さん» 私もようやく冷静になれてきたかなと思います。こんなものがプレゼントになるなら幸いです。どうぞ楽しんでいってください!<(_ _)> (2015年12月25日 9時) (
レス) id: b9edd033f3 (このIDを非表示/違反報告)
杏雅@スバル松(プロフ) - 公開してくださり、ありがとうございます…!!!ずっと寂しく思う気持ちがやっと落ち着きはじめて。すみません個人の感想で;;;私にとって最高のｸﾘｽﾏｽﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄです…!!ありがとうございました。 (2015年12月25日 9時) (レス) id: 830a0207b5 (このIDを非表示/違反報告)
れみゅう - はすおかっこよす^¶^(((はすおみたいな人周りにいないですかね……更新頑張ってください！！ (2015年6月13日 23時) (レス) id: 77e9556855 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーた(プロフ) - シアさん» \はすおのかっこよさはｾｶｲｲﾁ!/ありがとうございます、もっと魅力的な姿をお届けできるように尽力します頑張ります! (2015年5月20日 21時) (レス) id: d16b42f2f6 (このIDを非表示/違反報告)
シア - はすおかっこよすぎです(´；ω；｀)惚れちゃいますねほんとに...更新頑張ってください！ (2015年5月16日 19時) (レス) id: fa72ddb6b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゅーた | 作成日時：2014年6月13日 6時
