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*
『及川くんだよね〜』
『やば!実物もイケメン』
『今からどっか行きませんかぁ〜??』
・
ああ、、憂鬱。
囲まれてやんの。
このまま走り去ってやりたい。
あ、でも本当に私じゃないかもしれない...しね
・
及川「ありがとね〜
でも今日は人待ってるから」
ヘラヘラ笑っておる。
・
及川「_________あっ!Aちゃん発見!」
「....げっ、やっぱ私かよ」
及川さんは私の方を指差し、
10人ほどの軍団をすり抜けて来た
先輩たちの視線が突き刺さってるよ、、
・
及川「んもう!遅いよ〜Aちゃん!」
「...いや、そんな急に来られても、、」
むちゃくちゃだな、、この人はほんとに。
・
「あの、、部活は?」
及川「今日はお休み〜」
「じゃあ、おうちでゆっくり
休養してくださいね」
及川「まあまあ、そう言わずにさっ!」
「...はあ、及川さんはいっつも、、、っ??」
・
いっつも騒がしいですね。
そう言いたかった
でも私が言い切る前に、
及川さんは私の手首を掴んだ
・
及川「この間から思ってたけど
なんで及川さんって呼ぶの?」
「....いや、なんでって、、」
及川「前みたいに徹くんって
呼んでいいんだよ?」
「.....呼びませんよっ!」
・
確かに、付き合ってた時は
徹くんって呼んでたよ、呼んでたけどさ!!
別れてんだよ!?だいぶ前に!!!
しかも私がフラれた側だよ!???!
バッカじゃないの、この人。知ってたけど
・
及川「ま、今日は付き合ってよね〜」
「はぁ、?...どこにですか!?嫌です!」
及川「そんなこと言わないでよ〜」
・
及川「...俺こう見えて、白鳥沢に負けて
結構凹んでんだよね〜」
・
・
・
「....知ってます
作り笑いしすぎです」
・
最初から気付いてた
自分では上手く笑ってるつもりなんだろうけど
昔から結構分かりやすいんだよね〜、、
・
「....今日だけですよ、、」
及川「...っ!さすがAちゃん、、、」
パァっと満面の笑みで笑う及川さん
そんな及川さんに背中を
グイグイ押され学校を後にする
本当この人には
騒がしいくらいが
丁度いいんですよね
・
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真夏 - さやかさん» ありがとうございます!頑張ります(^_^) (2020年7月7日 20時) (レス) id: b01f0a567f (このIDを非表示/違反報告)
真夏 - omone1020さん» ありがとうございます(^_^) (2020年7月7日 20時) (レス) id: b01f0a567f (このIDを非表示/違反報告)
さやか - めっちゃ続き気になります!!!! (2020年7月7日 18時) (レス) id: 9ad0d8a1f1 (このIDを非表示/違反報告)
omone1020(プロフ) - めっちゃ面白いです!! (2020年7月7日 0時) (レス) id: 8dda0bff73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真夏 | 作成日時:2020年6月8日 0時