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天童「ほんと珍しいネ〜...
  賢二郎が女の子にそんなこと言うのも
  そんな顔で笑うのも〜」



白布「...別に笑ってません」
















天童さんは
私の顔を見て
ニヤニヤしてる

















天童「ま、Aちゃん、」


天童「なんかあったら3年のとこおいでよネ
  俺と若利くんが相談乗ってあげるからさ!」





「いいんですか!!!」


天童「うんうん、いいヨいいヨ〜」


「ありがとうございます!!」

















じゃネ〜!と言いながら
私の頭を軽くポンポンっと叩いて
図書室を出ていった天童さん








変な人だと思ってたけど
めちゃくちゃ優しい人だ〜

妖怪とか言ってごめんなさい!!
















白布「...はあ」


「白布くん、ため息着いたら幸せ逃げるよ」


白布「うるせぇ」















天童さんが帰った途端
白布くんは机に突っ伏した

















白布「...なんかどっと疲れが」




「天童さんっておもしろい人だね」


白布「だいぶ変わってるけどな」


















突っ伏したままの白布くん
風で少し髪がなびいてる

















「ずっと思ってたんだけどさ、」

白布「なに」














「白布くんって髪綺麗だよね」

















私は白布くんの髪を
サラッと撫でた
















白布「...っ!?」








その瞬間、バッと
体を起こした白布くん
少し目を見開いて驚いてる
















白布「おい、お前、頭触って、、」


「...あっ、ごめん、、嫌だった?」

















ずっと綺麗だなあって思ってた髪
手を少し伸ばすと届く距離にあって





私は無意識に触れてしまっていた


















白布「...いや、、別に嫌って訳じゃ、」


「...ビックリさせて、ごめんね」


白布「ああ、」

















キーンコーンカーンコーン

昼休み終了の予鈴が鳴る。

















白布「...戻るか」

「あ、うん」
















教室までの廊下
私より1mほど前を歩く白布くん






そんな白布くんの顔が
少し赤くなってることなんて

私はまったく知らなかった
















(バッキバッキーに折ーれっ何を?)
(心をだよ〜)

(ひぃっ!怖っ!!)






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真夏 - さやかさん» ありがとうございます!頑張ります(^_^) (2020年7月7日 20時) (レス) id: b01f0a567f (このIDを非表示/違反報告)
真夏 - omone1020さん» ありがとうございます(^_^) (2020年7月7日 20時) (レス) id: b01f0a567f (このIDを非表示/違反報告)
さやか - めっちゃ続き気になります!!!! (2020年7月7日 18時) (レス) id: 9ad0d8a1f1 (このIDを非表示/違反報告)
omone1020(プロフ) - めっちゃ面白いです!! (2020年7月7日 0時) (レス) id: 8dda0bff73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真夏 | 作成日時:2020年6月8日 0時

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