推しが冷たすぎて困ってます！【白布賢二郎】 (ページ21)

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牛島さんと話したその日の放課後。

・

「ねえ、はるちゃん」

はる「んー、？」

「なんかタオル落ちてる」

はる「ほんとだ」

・

下駄箱までの階段を降りていた時
私たちはポツンと落ちてるタオルを見つけた

・

「誰の？職員室届ける？」

はる「名前書いてないの？」

・

今時の高校生がタオルに
名前書かんやろ！！！！！
と心の中ではるちゃんにツッコむ

・

はる「名前無いわ」

「だろうね」

はる「あ、でもさ……」

「ん？」

・

はるちゃんがそのタオルを
ヒラっと開ける

・

はる「これバ○ちゃん柄じゃん」

「バ○ちゃん！？！！？」

はる「あんた知らないの？」

「...バ○ちゃん知らない」

はる「バレーボールのキャラだよ」

「えっそうなの！？じゃあバレー部？」

はる「かもね」

　・

これがバ○ちゃん………
なんか丸いな、、

・

「太一くんは？」

はる「いや、こんなん
　持ってなかった気がする」

「ま、まさか白布くんっ！？？！！」

はる「白布はタオルとか
　落とさなさそ(笑)」

「んー、それは納得」

はる「ま、女子かもしれないしね……
　持って行くついでに体育館覗く？？」

「...！！覗く！！！」

・

じゃあ決まり～！
と、私の腕を引くはるちゃん

白布くんの練習姿が見れるかも、、
と、少しだけウキウキワクワクしてます

・

(めっっちゃ良い匂いするよ！？
　 ...でもこれは白布くんの匂いじゃないわ)

(あんた気持ち悪いよ、、？)

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