愛おしい君は (ページ8)

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ささっと準備を終え、メンバーと車に乗り事務所へ向かう。

今日は一日練習の予定。

デビューして間もない私たちは、まだまだ努力しなければならないことが山ほどある。

幼い頃から夢だったアイドルデビュー。

今こうして大好きな人たちと夢を叶えることができるなんて、

昔の自分には全く想像もつかなかっただろう。

オーディション番組は想像を遥かに超えて残酷なものだった。

2年間を共にし、何よりも心の支えとなったJのオッパたち。

日本人、そして女である私を、良きライバルとして向き合い、心から優しく接してくれたオッパや弟たち。

スンフニオッパやビョンゴニオッパみたいに、別の場所であろうと同じステージの上で輝くオッパたちを見てると、負けてられない、そう思うし、

日本にいるオッパたちや、新たなチャンスに向けて再スタートし、一生懸命練習に励んでいるだろう仲間たちも、

いつかは必ず同じステージに立つことになるんだと考えると、もっと頑張らなければ、そう思わされる。

私にとって彼らはやっぱり大事な仲間であり、いつまでも良きライバルなのだと実感する。

人生で1番、と言っていいほど、今が物凄く幸せで充実している。

JH「なにニヤニヤしてんのA、怖いんだけど？」

「えっ！顔に出てました？！」

JH「うん、ダダ漏れだったけどwww」

「うわ〜、恥ずかしい、、」

JH「何考えてたの？もしかして、、いやらしi…」

「ジフニオッパ！なに言ってるんですか！違います！」

JH「ごめんって〜、そんな怒るなよ！w」

「もう！女の子にそう言う冗談はダメです！」

JH「分かったって〜(笑)で、結局なんだったの？」

「いやー、あの、、私、今すごく幸せだなって。」

「今までのこと、いろいろ思い返してたんです(笑)」

JH「たしかにな〜、辛いことの方が何倍も多かったし。」

「でも、私にとってはどの瞬間も全てかけがえのない宝物で、

ここに居ない仲間も含め、出会えて良かったです、みんなに。」

JH「俺もそう思う。ウリA〜！これからもよろしくな！！」

「ジフニオッパ…！はい！よろしくお願いします！！」

YS「(深イイ話だね〜)」

MH「(ええと、これから猛レッスンなんやけど？？)」