深海の商人１２９ ページ48
けれど…そうですね、今までコツコツと集めてきた契約書も、
能力も魔法も全部なくなってしまいましたし…
また一から集めるより、他に新しい何かを模索するのもいいかもしれない。
「ゴホン、私からの話は以上です。」
「…はい。こちらからも一件、お願いというか、相談が。」
「！」
「そんなに身構えないでください。外出許可を取りたいだけですから。」
「あ、あ…あ〜〜〜そうですか！」
取り繕うように大きな声を上げるクロウリー先生。
タラタラと汗をかき、長いかぎ爪が付いた手をパタパタと動かしています。
仮面越しでもわかる動揺具合に呆れのため息が出ます。
「…それで？外出許可とは？」
「えぇ。今回の騒動に巻き込んでしまった方々に、お詫びも込めて
アトランティカ記念博物館に招待したいと思っています。
オクタヴィネル寮生はもちろんですが、オンボロ寮のユウさん、グリムさん、
それから…イグニハイド寮のAさんも。」
「フム…」
「当日は僕たちの貸し切り利用にして頂けるよう交渉しているので
外部の人魚や人間とは接触しないでしょうし、危険はないと考えています。
次の休日に実施したいと思っていますが、許可をいただけますか？」
「なるほど。いいでしょう。
…テスト期間も終わりましたし、あんなことがあった後です。
皆さんリフレッシュが必要でしょう。
わかりました。闇の鏡の使用、および、オクタヴィネル寮生と
ユウくん、グリムくん、ベリアルくんの外出を許可します。
私、優しいので！」
「ありがとうございます。」
「…しかし、ベリアルくんは今両腕が動かない状態です。彼のサポートはしっかりお願いしますよ。」
「はい、もちろんです。では、失礼します。」
僕は一礼して、僕は学園長室を後にしました。
後ろで安堵のため息をつくクロウリー先生には気づかないふりをしながら。
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白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん→なるほど！こちらこそ失礼しました！私が知ってるジャンルは変わらずです(汗)合作のお話嬉しいのですが、近々シナリオライターの職に就くことになり、そうなると無料の小説投稿サイトでも作品を上げるのに許可が必要になるみたいなんです… (2021年9月29日 19時) (
レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 同じです新しいｐｃが手に入れましたから！こちらこそすみません。 (2021年9月29日 19時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、この会話、シリーズ1作目の時もしていますが、同じ名前の違う方なのかしら？IDが違うから、もし別人だったらごめんなさい。 (2021年9月29日 19時) (レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？怪談レストランは知ってます？後、一緒に合作しませんか？ (2021年9月29日 17時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん！コメント&こう評価ありがとうございます！楽しんでいただけるよう、これからも執筆頑張ります！ (2021年9月29日 16時) (レス) @page46 id: c15bb0fb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年9月7日 16時
