深海の商人５９ ページ27
「あははっ、相変わらずスマートに使うよね〜ジェイド。」
「よくやりました、ジェイド。…一応同級生として、彼の能力を知っておきたいですからね。」
「…Aさん？聞こえますか？」
「…はい…」
ぼんやりとはしていますが、しっかり反応はしてくれていますね。
「単刀直入にお伺いします。貴方のユニーク魔法は、なんですか？」
「私の…ユニーク…魔法……は…」
抵抗しているのか、一言一言区切るようにゆっくりと、口を動かしています。
…そこまでして言いたくないとは…どれほどｎ
バツン！！！！！！！！！！
「「「！！？！？？」」」
・
・
・
…………？
僕は…いったい、なにを……？
2,3度瞬きをして意識がはっきりしてくる。
ここは…オクタヴィネル寮のアズールの部屋…
イスで眠っているアズールと…床で倒れているフロイドが目に入る。
「！ッフロイド！」
「…んぁ〜？」
よかった…眠っていただけみたいですね…
「アズール、起きてください…！」
「…うっ…」
二人とも寝起きでいまいちハッキリしていないようです。
「…あれぇ？オレたちなんでアズールの部屋に集まってたんだっけ？」
「え？それは……ん？」
「なんだよ、アズールも思い出せないんじゃん！」
「う、うるさいですね…！じぇ、ジェイド、なんでしたっけ？僕たちは…」
なに、を……？
記憶が…抜け落ちたかのような……
アズールの部屋には、何かしら目的があって集まったはず…
でも、その目的が思い出せない……
「すみません…僕も……思い出せません…」
「…はぁ、3人してアホらしい…」
「アホって言うなよ〜アホって言ったほうがアホなんだ〜」
「あぁもう！わかりましたよ！
…忘れてるってことは、大したことじゃないんでしょう。
目的もわかりませんし、ほら、解散です！」
「ちぇ〜なんだよぉ…んじゃオレどっか遊びにいこーっと。」
「では僕も失礼します。」
結局モヤモヤしたまま、僕はフロイドとアズールの部屋を出ていきました。
「……ん？」
「どうしました？フロイド。」
「…ジェイド、香水か何かつけてる？」
「え？…いえ…僕は何も……」
「んー？…なんだろ、なんかいい匂いがする。」
「…本当ですね…この寮の誰かでしょうか？」
「初めて嗅ぐけどねぇ…こんな優しい匂い……」
寮生以外の誰かが来ていたとか？
まさか、寮生の個室まで、他寮の生徒が来るわけがないでしょう。
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あいすまん - 白樺葵さん» ひゃっほい∩^ω^∩ (2021年8月30日 13時) (
レス) id: 52e829b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - あいすまんさん» そして！そう！！そうなんですよっっ！！満を持して！遂に！待ちに待った！！イグニハイド章が来るんですよ！！もう今日それだけを楽しみに仕事頑張りますから…！！ひゃっほぃ！！ (2021年8月30日 7時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - あいすまんさん» あいすまんさん！おお！コメント一番乗りありがとうございます！！いやー…いつの間にこんな…１ページにつき2000文字くらいしか入らないからどんどんページ数だけが積み重なってしまって…(汗)今後も頑張ります！よろしくです！ (2021年8月30日 7時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
あいすまん - 今日六章きますね！！！ (2021年8月30日 3時) (レス) id: 52e829b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
あいすまん - 続編おめでとうございます！今回もコメントは一番乗りをもらいました！！！これからも更新頑張ってください！！！応援してます！ (2021年8月30日 3時) (レス) id: 52e829b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年8月29日 16時
