思いっきり体を動かした！ ページ2
「お前がA・ストロンボリだな！」
「は、はい！」
指定された場所でピースと待っていると、
大きくて筋肉もりもりの男の人が走って来た。
この人がバルガス先生なのかな……？
「…で、こっちのちっこいのがピースと。」
『ちっこいって言うな！』
「はっはっは！俺から見れば、お前たち二人ともちっこいしヒョロヒョロだぞ。」
『なんだと！？』
「そんなヒョロヒョロのお前たちを鍛え上げるのが、この俺バルガスだ。よろしくな！」
「よ、よろしくお願いします！バルガス先生！」
『…よろしくな！』
「俺から教えられることはただ一つ！俺のようにたくましい身体づくりの方法だ！」
「は、はぁ……」
「早速だが、基礎体力から付けて行くぞ！まずは準備体操から！！」
「は、はい！」
たいそう…また初めて聞く言葉だ。
「いいか？俺の動きをマネて体を動かすんだ。」
「はい！」
『ピースもやるぞー！』
バルガス先生の授業は楽しかった。
腕を振り回したり、ぴょんぴょん跳んだり、思いっきり走ったりした。
覚えることは少なかったけど、身体をいっぱい動かしたから
授業が終わるころには息が上がってたけど、
こんなに思いっきり体を動かしたことなんてなかったから
いろんな意味でドキドキした。
「…ふむ、今日はこのくらいにしておくか。いきなりのハードなトレーニングは
筋肉疲労を起こしかねん。」
「はぁ、はぁ…はい…！」
「今後は俺の授業がなくとも、毎日少しの距離でもいいから走ったり柔軟運動をして
基礎体力や持久力をつけていけ。強い魔法使い程、体力も必要になるからな！」
「はい！バルガス先生！」
『はい！バルガス先生！』
「うむ！いい返事だ！では、またな！今日はここまで！」
「『ありがとうございました！』」
バルガス先生はニカッと笑って、校舎へ戻っていった。
つられて僕の顔も笑った気がした。
「ふぅ、疲れちゃった…」
『いっぱい動いたもんね〜』
「ピースは平気？」
『うん！まだまだ走れるよ！』
「すごいなぁ……」
どさっと地べたに仰向けに倒れてみる。
視界に気持ちのいい青空が広がっていて、自分がとんでもなく小さな存在に感じられた。
『気持ちいいね』
「うん。」
『なんでエースたち、バルガス先生のことうわぁぁぁ…って言ってたんだろうね？』
「そうだよね。とってもいい先生だったのに。」
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波 - お役に立てたなら何よりです。 (2021年10月16日 15時) (
レス) @page12 id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 波さん» 波さん！コメントありがとうございます！そして誤変換報告マジでありがとうございます！！たまに読み返して確認はしてたのですが…見落としてました！助かります！ (2021年9月20日 13時) (レス) id: c15bb0fb59 (このIDを非表示/違反報告)
波 - わざとでしたらすいません (2021年9月19日 19時) (レス) id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
波 - いつも読ませて頂いています。その,,,買ってもらったのところが勝ってもらったになってます。わざとでしたらところが (2021年9月19日 19時) (レス) id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - るぅせくんさん» るぅせくんさん！コメントありがとうございます！ふはぁ！いやホンマにありがとうございます(T△T)！あっぷあっぷしながら書いてるのでその一言で頑張れます…！執筆頑張りますです！！！ (2021年8月5日 16時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月8日 16時
