序章３５ ページ36
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午後の授業が終わり、自室に戻ろうと廊下を歩いているときでした。
何やら声…というか怒鳴り声が聞こえて、自然と足が食堂へと向かっていました。
少しだけ開いていた扉から中を覗くと…
「オレの事投げる気かよ！？やめろマジで！」
「しっかり捕まえろよ。」
オレンジの髪の生徒がふわふわと浮いています。どうやら隣の青い髪の生徒が浮遊魔法で浮かせているようですね…
こんな机や椅子がたくさんある場所で魔法の練習なんてしなくてもいいのに…と思っていましたが、
どうやら練習ではないようで…
「よく狙って……いくぞ！」
「ぎえええええええええ！！」
「ふな゛あああ！！！！？？？」
「(え…投げた……！？)」
しかもあの声…オレンジの髪の生徒が飛ばされた先にあったシャンデリアにいたのは
私が吹っ飛ばしたはずのグリムさん…！？
え、え？これ、どういう状況なんでしょうか？！
がっしゃーん！！！！
人一人に突進(?)されたシャンデリアはものの見事に床に落下。派手な音を立てて砕け散りました。
下敷きになった人…いないですよね…？
「ォエッ！ゲホッゲホッ！！信じらんねえ！」
「ふにゃぁあぁ……」
…あぁ、どうやら無事のようで…
「…今のは何の音ですか？」
「っ！！」
不意に後ろから聞こえた声。完全に油断していてシャンデリアが落ちた時よりも驚きました。
恐る恐る振り向くとそこには…
「が、く…園長……」
今一番この場にいてはまずい人なのでは…食堂の中にいる生徒たちにとって、ですが。
「おや、ベリアルくんですか。食堂からずいぶん大きい音が…」
「あ！」
なぜか止めようと学園長の服の袖を引っ張りましたが、あの惨状はしっかり目に入ってしまったようです。
一瞬言葉を失った学園長でしたが、怒りの沸点を通り越してしまったのか、無の表情に…
「あの、学園長…？」
「……」
スッと私の腕を払い、食堂の中に入って行ってしまいました。
…あ〜…これは……
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リゼ - 白樺葵さん» 学園内の身長のトップはツノ太郎では、、、 (2022年6月23日 14時) (
レス) @page32 id: bd60c7e03e (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» ＞星猫さん こんにちわ！知っているレベルで言えば「僕のヒーローアカデミア」「BEASTARS」「怪物事変」「文豪ストレイドッグス」…と、このあたりでしょうか？総じて異能力バトルや、妖怪が出てくるお話が好きです(＾＾) (2021年3月4日 17時) (レス) id: 62e8178f4a (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月4日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2020年11月9日 22時
