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序章43 ページ44

中は思った通り真っ暗で、オレ様たちの足音だけが聞こえてくる。
でも、こんなに暗いと魔法石見つけるのも至難の業なんだゾ……

「むぅぅ…真っ暗で何にも見えないんだゾ…」
「お前火ぃ吹けるんならそれで明かりにしろよ。」
「ふな゛!オレ様をランタン代わりにする気か!」
「ごーりてきじゃん。」

つくづくムカつく奴なんだゾ…!

「明かりか…先輩はもうそういうことができるような魔法も習ったんですか?」

ふと、デュースがマスク野郎に尋ねる。

「…そうですね…生活の中で役立つ魔法も授業では教わります。明かりをつけたり、壊れたものを修理したり…」
「へぇー、ちょっと見せてくださいよ♪」
「おだてても明かりをつけて手伝いはしませんよ?」
「ちぇっ…バレたか。」
「浅はかだよエース…」

エースは相変わらずズルをしようとしてるんだゾ…抜け目ないヤツめ。
そんなエースを見て子分も呆れているようだゾ。

結局スマホ?って機械のライト機能を使って足元を照らしながら進むことになったんだゾ。

「バッテリーがなくなったらアウトだな。」
「その前に魔法石を見つけないとね。」
「っつってもさー…こんな迷路みたいな坑道、どこから探しゃ…」
「!?待て!」

エースの言葉を遮って、デュースが立ち止まった。

「んだよ。」
「なにか……いる!」
「ぴゃっ!?」

ジョーダンじゃなさそうな空気なんだゾ…
思わず変な声が出ちまったじゃねーか!!
一言文句でも行ってやろうと思ったその時…

「ヒーッヒッヒ!10年ぶりのお客様だあ!」
「ゆっくりしていきなよ。永遠にね!」
「ふぎゃぁ〜〜〜〜っ!!ででででででたーーーっ!!」

おーーーばーーーーけーーーー!!!!!

「バカ、落ち着けって!」
「やはりこういうところには住み着いているのですね…ゴースト…」
「先輩は落ち着きすぎ!!!」

なんでマスク野郎はこうもすかしてるんだゾ!!??
けどエースが代わりにツッコんでたからもういい!!

「くそっゴーストにかまってる暇なんてないっていうのに…
 走ってゴーストたちを撒くぞ!僕についてこい!」

デュースが回れ右して走り出した。
オイこら待て!!隊長はオレ様なんだゾ〜〜〜〜!!!!

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設定タグ:ツイステ , 夢小説 , 男主   
作品ジャンル:ファンタジー
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リゼ - 白樺葵さん» 学園内の身長のトップはツノ太郎では、、、 (2022年6月23日 14時) (レス) @page32 id: bd60c7e03e (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» >星猫さん こんにちわ!知っているレベルで言えば「僕のヒーローアカデミア」「BEASTARS」「怪物事変」「文豪ストレイドッグス」…と、このあたりでしょうか?総じて異能力バトルや、妖怪が出てくるお話が好きです(^^) (2021年3月4日 17時) (レス) id: 62e8178f4a (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月4日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白樺葵 | 作成日時:2020年11月9日 22時

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