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in校舎
田噛達と別れた後、否葉は
「ここどこ？」
迷子になっていた
「誰も居ないし、こうなるなら田噛達と一緒に居ればよかった・・・。」
進んで行くと姿見があった
「？何で廃校に姿見が・・・。」
ﾍﾟﾀｯ
否葉が姿見を触る
特に変化は無かった
「・・・早く皆を探そう。」ｸﾙﾘｯ
否葉が鏡に背を向けた瞬間
「ｸﾞｯ」
「痛っ」
何かに髪を引っ張られ、鏡の中に吸い込まれて行った
ーーーーーーーーーーーー
「何も、髪を引っ張ることはないでしょ。」ﾆﾔ
引っ張られた先には少々及び腰の自分が立っていた
「自分なのにあんまり強く無さそう・・・。」
ﾀﾞｯ
それが気に障ったのか、いなば？は戦鎚を構えて殴りかかってきた
「パワーも僕より弱い。劣化版コピーだね。てことは・・・」
ﾀﾞｯ
「僕より遅いよね。」ﾋﾗﾘｯ
「ｯ！」
「僕に勝つならスピード、パワー、ディフェンス・・・。ひとつでも僕に勝たないと。」
否葉が戦鎚を構える
「君じゃ、暇潰しにもならないや。じゃあね。」
ﾊﾟﾘｰﾝｯ
「成る程、鏡の怪異か。」
いなば？の破片を見て呟く
「まぁ、いいや。・・・早く誰かと合流しないと。」
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作者名：アスヒ | 作成日時：2017年7月16日 15時
