キュービーロップ

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「ご注文はお決まりですか……」









マ「カフェラテとガトーショコラください！」









「……いつまでいるの？」









マ「僕一応お客さんなんだけどな(笑)」









あのあとすぐに着替えてタイムカードを押して表に出ればニヤニヤしている小瀧さん








質問攻めにされるのは勘弁でテーブルを拭きにいこうとすればマリウスに注文を頼まれる









彼が側に居てくれるのは嬉しいよ？









こうやってちゃんと話せるのもすごく久しぶりで目も真っ直ぐ見れないほどに心臓がうるさい









マ「今日何時に終わるの？」









「22時までだけど……」









マ「そっか、」









「……待ってるなんて言わないよね？」









マ「言ったら悪い？」









「……何時間あると思ってんの」









マ「言ったでしょ？Aを危険な目に遭わせたくないの」









「でもっ、」









マ「ほら、早く仕事戻って？ガトーショコラ食べたいの！(笑)」









「はい……」








渋々注文をとってカウンターに戻る








桃「彼氏さん？Aちゃんかわええのに男の影なかったからなぁ……」








「バカにしてます？」








桃「んなわけないやろ？久しぶりにAちゃんの楽しそうな顔見れて嬉しいわぁ(笑)」








「……楽しそうでした？」









桃「せやで？いかにも恋する乙女！って感じやったで？」








「……そう、ですか」









桃「……好きなんやろ？」








「好き……ですね」









桃「ええやん！青春やん！」









「青春って……」









桃「よっしゃ！恋愛マスターのんちゃんが話聞いたる！」









「その前に仕事してもらっていいですか」









桃「んもぅ♡つれないなぁ♡」









よくこんなんで店長できるなぁなんて思う←失礼









けどまぁケーキ作りの腕は確かだし人の懐に入るのがうまい









しかも見た目の大人びたルックスとは裏腹に甘え上手なところがマダムたちのハートを鷲掴み









桃「俺のことそない見てどしたん？あ、惚れt……」









「４番テーブルさんガトーショコラとカフェラテお願いしますね」








桃「はーい(笑)」

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