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−エルヴィンside−











―兵士たちの準備が終わると、リフトで馬や荷物を移動させ、壁の上を駆けてハンジたちの元へ向かった。



そして昼過ぎ頃、ようやくハンジたちの元へ到着した。



モ「__エルヴィン団長!間に合ったのですね!」



エル「状況は変わりないか?」



モ「はい。」



エル「よし。リフトをおろせ!」



兵士に指示を出すと、兵士は馬をリフトで壁の向こうに移し始める。



モ「__!!ハンジさん!?」



すると、ハンジが這いつくばりながらやってきたのか、モブリットの足を掴む。



ハ「っ___モブリット...地図を。」




―そしてハンジは地図を広げる。



ハ「__ここに小規模だが、巨大樹の森がある。そこを目指すべきだ。

まぁ、鎧の巨人の足跡は隠しようがないと思うけど。多分、彼らはここに向かいたいだろう。」



エル「なぜだ?」



ハ「賭けだけど...巨人化の力があっても壁外じゃ他の巨人の脅威に晒されるようだし、あれだけ戦ったあとだから。

エレンほどじゃなくても、えらく消耗してるんじゃないか。アニも寝込んでいたらしいよ。

彼らの目的地をウォール・マリアの向こう側だと仮定しようか。

さらに...その長大な距離を渡り、進む体力が残ってないものと仮定してみよう。

どこか、巨人の手が届かないところで休みたいと思うんじゃないか?巨人が動かなくなる夜まで!」



エル「__。」



__ハンジの仮定が当たっていれば、今からでもまだ間に合うかもしれない。



ハ「__夜までだ!夜までにこの森に着けば...まだ間に合うかもしれない!」



私はハンジの話を聞くと、静かに立ち上がる。



エル「__総員、リフトですぐに壁の向こうへ!」




―そしてリフトで兵士がみんな移動するのを確認すると、馬に乗る。



エル「__エレンを必ず奪還する。

__行くぞ!!」




―私がそう言い駆け出すと、みんな一斉に駆け出す。



__必ず、エレンを取り戻す。



そして__



Aの元へ帰る__!








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設定タグ:進撃の巨人 , エルヴィン , 紗也   
作品ジャンル:恋愛
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紗也(プロフ) - 明日さん» いつも本当にありがとうございます!これからも頑張ります♪ (2018年11月9日 16時) (レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
明日 - これからも応援してます!! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
明日 - 続編おめでとうございます! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗也 | 作成日時:2018年11月5日 10時

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