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―あ「コニー。どうしてハンジと...」
ハ「大事な話があってね、エルヴィンに。でもちょうど良かったです、ピクシス司令もいて。彼は...」
コ「__104期調査兵団、コニー・スプリンガーです。」
ハ「コニーはラカゴ村の出身です。」
「今回の巨人の発生源と言われとった村か。」
ハ「はい。実は、村での調査結果を彼に確認してもらったところ...あの仮説の信憑性が増すばかりでして。その報告に。」
__そしてハンジは調査の結果を報告した。
私、リヴァイ兵長、ピクシス司令は目を見開く。
あ「__なん、ですって...」
「__今回出現した巨人の正体が...ラカゴ村の住民。」
エル「__つまり、巨人の正体は...人間であると。」
ハ「__まだ、確証はないけど。」
リ「__じゃあ、何か。俺は今まで必死こいて、人を殺して飛び回ってた...てのか。」
あ「兵長...」
兵長は暗い顔をし、俯く。
__今まで巨人を必死に殺してた、兵長は。
食われた仲間の仇を討つように。
ハ「確証はないと言っただろう。」
あ「...」
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―そしてハンジとコニーは報告を終えると部屋を出ていった。
リ「__エルヴィン。っ__。」
窓からハンジたちを見ていたリヴァイ兵長は、振り返りエルヴィンを見ると目を見開く。
兵長?
私も釣られ、エルヴィンの方を見る。
あ「っ__。」
エルヴィンを見ると...なぜか彼は笑っていた。
エル、ヴィン...?
リ「お前...何を...笑ってやがる。」
エル「__なんでもないさ。」
エルヴィンはリヴァイ兵長に指摘されると、元の表情に戻る。
エル「__我々は、また一歩真実に近づいたというわけだ。」
リ「__たった一歩か。踏み台にした巨人と人間の数にしちゃ、割に合わないな。」
エル「だが確実な一歩だ。我々はいずれ必ず突き破る。
真実を隠している、壁を__!」
あ「__。」
__いつか、たどり着けるのかな。
その真実に。
私たちがたどり着きたい、答えに。
__必ず、たどり着いてみせる。
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紗也(プロフ) - 明日さん» いつも本当にありがとうございます!これからも頑張ります♪ (2018年11月9日 16時) (レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
明日 - これからも応援してます!! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
明日 - 続編おめでとうございます! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2018年11月5日 10時