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−Aside−
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―あ「＿＿ねぇ、お願い！ペトラ！」
＿＿昼休み、私は訓練で仲良くなったペトラ・ラルに頼み事をしていた。
ペトラは小柄で可愛らしくて、裁縫や料理が得意。
でもすごく強い兵士で、私の憧れの人だ。
ペ「教えるのは別にいいんだけど...裁縫って結構大変だよ？」
あ「でも...教えて欲しい！お願い！」
私はエルヴィンにお礼がしたくて...何かを作ってプレゼントしよう！
そう思い、ペトラに裁縫を教えて欲しいと頼み込んでいた。
ペ「＿＿仕方ないなぁ、分かったよ。教えてあげる。」
あ「ペトラ...！！ありがとう！！」
私は思わずペトラの手を握る。
ペ「はいはい。でも...何を作るの？」
あ「えっと...寒くなってきたし、マフラーなんか作りたいなって...」
ペ「マフラーか...初心者でマフラーは結構難しいよ？私でも2〜3週間くらいはかかるし。」
あ「ええ！？ペトラでもそんなにかかるの？」
そんなの...私がやったら2ヶ月以上はかかるよ...出来上がる頃に季節、終わっちゃうよ。
ペ「誰かにプレゼントするの？」
あ「う、うん...そうなんだ。」
ペ「そう...あ、じゃあ刺繍はどう？ハンカチに刺繍して渡すの！」
あ「刺繍？」
ペ「そう。刺繍だったら1週間くらいでできるし、やり方もすぐに覚えられると思う。」
ハンカチに刺繍か。
ハンカチだったらいつも使うし...
あ、いいかも！うん、そうしよう！
あ「うん！じゃあ刺繍にする！」
ペ「決まりね。A、午後は空いてる？」
あ「あ、うん。もう仕事は片付いたよ。」
ペ「じゃあ一緒に市場へ行って、裁縫道具とハンカチ買いに行こうよ。」
あ「そうだね！ありがとう、ペトラ。」
「ん？A、ペトラ。このあとどこか行くのか？」
私たちが話していると、モブリットがやってきた。
ペ「モブリット。このあと私たち市場へ行くの。Aが刺繍をしたいらしくて、材料を揃えるの。」
モ「刺繍か...よかったら俺も一緒に行っていい？」
あ「モブリットも？」
モ「嗚呼。俺こう見えて裁縫、結構好きなんだよ。」
あ「へぇ。じゃあ、みんなで一緒に。」
私たちは顔を見合わせ、笑顔を浮かべ頷く。
ドキドキするけど...楽しみだな。
エルヴィンに喜んでもらえるように、頑張らなきゃ。
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紗也(プロフ) - 明日さん» ありがとうございます！この章でも楽しんでいただけると嬉しいです！頑張ります (2018年10月18日 19時) (
レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
明日 - 続編おめでとうございます!これからも応援してます! (2018年10月18日 19時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年10月18日 9時
