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Aside
『「「ありがとうございました!」」』
TAKAHIRO先生を始めとしたダンサーさんに挨拶をして、レッスンが終わる。
「あ…えっと、Aちゃんたち、ちょっと来て」
すると、一期生さんに、ニ期生が呼び出される。
「えっと…パフォーマンスするうえでのことなんだけど…ねぇ、ふーちゃん言って」
「えーっとね…えー、と」
「もう!ちゃんとしてって(笑)」
怒られるのかな、とか思ってたけど、どうやらそうじゃないみたい。
菅井さんが微笑んで言う。
「二期生のみんながすごい頑張ってくれてるの知ってて。みんなであんまり深く話したことがないから…ちょっと話してみたいな、って」
歌詞の意味とか、フリの意味とかいろんなことを教えてもらった。
すると、てち先輩が手をあげた。
「あと…私から。その、Aちゃんには言ったんだけど…やっぱり入った時期とか関係なくて…一期生も二期生もなくて、みんなで欅だから、全然遠慮とかしないでほしい」
「のびのび、やってほしいよね」
その言葉に、二期生全員で頭を下げた。
『待って、保乃ちゃん泣かないで…』
隣にいた保乃ちゃんの目に涙が…。
「私、たちが入ることが欅にとっていいのかな、とか色々考えてて…だけど、少し安心したというか……」
『うん、ちょっと待って、わかった。だけどその前にめちゃくちゃ涙がおちてくるの、こっちに』
私のレッスン着は保乃ちゃんの涙のシミだらけに…。
「あ…ごめ…」
『ほら、ティッシュ…』
拭いてあげると、先輩たちから笑いが漏れる。
「可愛い〜」
「中学生に涙を拭かれる20歳(笑)」
「Aちゃん優しいねー」
なんか色々聞こえてくるんだけど(笑)。
でも、本当に保乃ちゃんの言うとおりだな。
こんなにいい先輩たちがいて幸せ。
欅坂46に入ることができて本当に良かった。
練習のかいあって、本番では120%出し切れたと思う。
もっと、欅坂46に貢献できる人になりたい。
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星空鈴(プロフ) - てちLOVEさん» うわぁ、ありがとうございます!そう言っていただいて本当に嬉しいです。更新頻度はゆっくりですが、これからもよろしくお願いします(_ _) (2019年10月16日 18時) (レス) id: 7f9dcff7be (このIDを非表示/違反報告)
てちLOVE - いつも楽しく読ませていただいています。すごく可愛いメンバーと夢主ちゃんに癒されてます!更新大変だと思いますが、これからも頑張ってください。応援しています!! (2019年10月12日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星空 鈴 | 作成日時:2019年9月27日 18時